概要
GR-COTTONのスケッチ(プログラム)作成をIDE for GRで行う方法を紹介します。
IDE for GRをダウンロードしておけば、インターネットにつながなくてもスケッチ作成ができます。
準備
GR-COTTON、USBケーブル(マイクロBタイプ)の2つを準備します。
GR-COTTONの裏面にある白いジャンパーが3V3、USB側にします。BATT側にある場合は引き抜いて、USB側に差し込んでください。
手順
1. IDE for GR Activation
IDE for GRを起動してください。
IDE for GRをまだ入手していない場合は、IDE for GRのページから、圧縮ファイルをダウンロードして解凍してください。
2. USBケーブルでGR-COTTONとPCを接続
USBケーブルでGR-COTTONとPCを接続します。
PCからUSBドライバが見つからないと表示された場合、FTDI社のページよりUSBドライバーを取得して認識させてください。
3. マイコンボードの選択
メニュー[ツール]→[マイコンボード]→[GR-COTTON]を選択します。
4. シリアルポートの選択
メニュー[ツール]→[シリアルポート]→[COMxx]を選択します。xxは任意の数値です。
どのポート番号にGR-COTTONが接続されているかはWindowsのデバイスマネージャーから確認できますが、面倒な方はこのまま進み、スケッチ書き込みが失敗したらポートを変更してみるという方法でも大丈夫です。
5. サンプルプログラムの読み込み
スケッチの例からGR-COTTONを光らせるプログラムを選びます。
メニュー[ファイル]→[スケッチの例]→[01.Basics]→[HelloKurumi]を選択します。
6. コンパイル・書き込み
以下の図の黄色くなっている矢印を押します。プログラムのビルドが始まり、プログラムの書き込みまで行われます。エラーが発生した場合は、以下を確認してみてください。
- もう一度書き込みボタンを押しても変化ありませんか?
(シリアル通信を行うスケッチが既に書き込まれていた場合、タイミングによって通信エラーが発生します) - シリアルポートの選択は正しく行われていますか?
- GR-COTTONの裏面にある白いジャンパーはUSB側に差し込まれていますか?
- USBケーブルはきちんと差し込まれていますか?
7. Congratulations!
書き込みが終了するとGR-COTTONのLEDが光り始めます。シリアルモニターを表示するとHelloが表示されます。
お疲れ様でした。GR-COTTONの特設サイトに色々なサンプルスケッチを用意してますので、是非試してみてください。