2015年1月6日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役会長兼CEO:作田 久男 以下、当社)が協賛する「ジャパンマイコンカーラリー2015全国大会」の開会式が1月 10日(土)、競技が11日(日)に新さっぽろアークシティ サンピアザ「光の広場」(北海道札幌市)にて開催されます。

 本大会は、公益社団法人全国工業高等学校長協会および北海道工業高等学校長会が主催するもので、総勢約2,300台が参加した全国12地区の予選大会を勝ち抜いた高校生の愛車、計112台が日本一を目指してスピードを競います。

 「マイコンカーラリー」は、当社製マイコン(電子機器の制御に用いられる半導体)を搭載したロボットマシン「マイコンカー」の走行タイムを競う大会です。大会 参加者は、マイコンに組み込む独自の走行プログラムの作成と車体の組み立てを行い、曲線やクランク、坂などを含む規定のコースで自作マイコンカーを自律走行させます。マイコンカー製作を通じて、大会参加者は、プログラミング能力とメカトロニクスの知識を習得できます。

 「ジャパンマイコンカーラリー大会」は、北海道の高校生の実習成果を発表する場として、1996年より札幌市で開催が始まりました。1998年の第3回大会からは全国大会となり、回を重ねるにつれ参加校・人数が増え、過去19回の歴史の中で、これまで累計で約10万人が参加し、約49,000台の高校生の愛車が出場し、高校生向けロボット競技大会としては日本最大規模となりました。

 また、当社は第1回ジャパンマイコンカーラリー大会から協賛を続けてきましたが、20回目の節目を迎える本大会を最後に、協賛を終了します。これまで当社は若きエンジニアの育成支援のためにジャパンマイコンカーラリー大会に協賛し、約20年間にわたりマイコン搭載ボードの無償提供に加え、全国各地の教員向け マイコンカー講習会などの技術支援およびジャパンマイコンカーラリーの地区・全国大会の運営支援を続けてきました。大会が20回目の節目を迎えた今般、 当社の技術・運営ノウハウが承継され、主催元が自律運営できる体制構築が進んでおり、若きエンジニアの育成に向けた当社の一定の役目を終えたと判断したため、関係各位と相談させていただき、本大会を最後に当社は来年度からジャパンマイコンカーラリー大会への協賛を終了することといたしました。

 ジャパンマイコンカーラリー大会への当社の協賛は終了いたしますが、同大会は来年度以降も、これまでどおり公益社団法人全国工業高等学校長協会を主催者として継続され、日本の組込みプログラミング技術の底辺拡大と電子産業の発展に向けて、一層の発展が期待されます。

「ジャパンマイコンカーラリー2015全国大会」概要

開催月日:
2015年1月10日(土) 試走、開会式
2015年1月11日(日) 予選、決勝トーナメント
開催場所:
新さっぽろアークシティ サンピアザ「光の広場」(北海道札幌市)
主催:
公益社団法人全国工業高等学校長協会、北海道工業高等学校長会
協賛:
ルネサス エレクトロニクス株式会社
参加:
全国77校の高校生112名 (マイコンカー112台)

 

なお、全国大会の模様は下記URLの「USTREAM マイコンカーラリーLIVE」で中継予定です。

http://www.ustream.tv/channel/mcr-live

以 上


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