R-INコンソーシアムのメンバの募集を開始

　ルネサス エレクトロニクス株式会社（代表取締役会長兼CEO：作田 久男、以下ルネサス）は、このたび、「R-IN（アールイン）コンソーシアム」の設立に向けて、2015年2月17日より、コンソーシアムメンバの募集を開始することといたしました。

　R-IN（Renesas’s Platform for Industry）とは、産業分野（産業機器および産業ネットワーク）に向けてルネサスが提供するプラットフォームを指します。先ずは、産業用イーサネットをサポートしたR-IN32M3シリーズ、およびこのR-INエンジンを搭載したネットワーク処理とリアルタイムを追求したモーター制御を融合させたRZ/T1グループによるプラットフォームを整備致します。新コンソーシアムでは、産業分野を中心に、世界中のお客様に対して、これらのプラットフォームなど競争力のあるソリューションを提案・提供する機会をコンソーシアムメンバに提供します。また、メンバ間の自律的な協業によって創生される幅広く革新的なソリューションラインナップにより、産業オートメーション市場を牽引し、今後予想される「第4次産業革命」への布石としてお客様およびコンソーシアムメンバのグローバルなビジネス拡大に貢献することを目指すもので、2015年4月より活動を開始する計画です。

　これに先立ち、本コンソーシアムメンバとして、ルネサスの製品を使用した産業分野向けのソリューションを提供頂くとともに、他のメンバと協業頂くことにより、コンソーシアムから発信されるソリューションの拡大に貢献頂けるメンバ様を広く募集いたします。入会金および年会費は無料です。会員地位は、退会や除名、解散などによりメンバ様がその地位を喪失しない限り、入会日より1年毎の自動延長となります。入会方法、規約等の詳細は、2月17日より開設予定の、 専用Webサイトをご参照ください。

　本コンソーシアムの 活動を通じて、お客様に必要な情報・ソリューションをタイムリーにご提供することで、お客様が市場競争力の高い製品を開発することが可能になります。またメンバ様としても、コンソーシアムとしての共同プロモーション活動や、メンバ間の技術・商品情報の相互展開、協業による新ソリューション構築やR-IN製品ロードマップの先行入手などを通じて、グローバルなビジネス拡大に活用頂く場となります。具体的な活動としては、グローバルなWebサイトを通じてのワンストップで必要な情報やコンサルティングサポートの提供、メールマガジン配信や展示会出展等を通じたプロモーションおよびセミナー等の技術交流機会の創出などを計画しています。

　当社は、このR-INコンソーシアムが、世界中で進められているIoT (Internet of Things)/M2M (Machine to Machine)を中心とした「第4次産業革命」で重要な役割を担うものと位置づけ、積極的な活動を推進する計画です。

以　上

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