ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:赤尾 泰、以下ルネサス)が協賛する「ジャパンマイコンカーラリー2011全国大会」が1月9日(日)に北海道札幌市にて開催されます。本大会は、全国工業高等学校長協会および北海道工業高等学校長会が主催するもので、総勢約2,500台が参加した全国12地区の予選大会を勝ち抜いた高校生の愛車、計144台が日本一を目指してスピードを競います。
「マイコンカーラリー」は、ルネサス製マイコン(電子機器の制御に用いられる半導体)を搭載したロボットマシン「マイコンカー」の走行タイムを競う大会です。大会参加者は、マイコンに組み込む独自の走行プログラムの作成と車体の組み立てを行い、曲線やクランク、坂などを含む規定のコースで自作マイコンカーを自動走行させます。マイコンカー製作を通じて、大会参加者は、プログラミング能力とメカトロニクスの知識を習得できます。
「ジャパンマイコンカーラリー(以下JMCR)大会」は、北海道の高校生の実習成果を発表する場として、1996年より札幌市で開催が始まりました。1998年の第3回大会からは全国大会となり、回を重ねるにつれ参加校・人数が増え、過去15回の歴史の中で、累計約35,000台の高校生の愛車が出場し、高校生向けロボット競技大会としては日本最大規模となりました。ルネサスは、JMCR大会に第1回より協賛し、15年以上にわたり参加高校にマイコン搭載ボードを提供し、全国各地の教員向けマイコンカー講習会を支援するなど、産学連携で日本の組み込みプログラミング技術の底辺拡大と発展に寄与しています。
マイコンカーラリーは、中国やベトナムなど海外でも過去8回開催されており、日本国内のみならず世界的にも競技者が広がっています。全海外大会に協賛してきたルネサスは、世界トップシェアのマイコンサプライヤーとして電子産業界の人材育成を企業の社会的責任と認識し、今後もマイコンカーラリーへの支援を通じて、若手技術者や学生への「ものづくり」体験を提供し、電子産業の発展に貢献していきます。
「ジャパンマイコンカーラリー2011全国大会」概要
以 上
ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。