ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:赤尾 泰、以下ルネサス)が冠スポンサーとして協賛する「2012中国ルネサスマイコンカーラリー(以下中国 RMCR)大会」が、9月21日~23日に北京にて開催されました。本大会は、IT関連の人材育成を目的とした中国政府教育部主催「全国大学生 IT&AT技能大会」における一競技であり、2007年より毎年中国教育部が開催しています。今年は、中国各地の名門大学を含む47大学198チーム(約600名)の大学生が参加しました。華中科技大学が2大会連続優勝となり、優勝チームは奨励金を獲得、成績優秀者には政府公認のIT技能認定書が授与されました。
中国RMCR大会では、大会参加者はルネサス製マイコンに独自の走行プログラムを設計・入力し、曲線やクランク、坂などを含む規定のコースを自動走行するロボットカー、通称「マイコンカー」を自作します。参加者は、マイコンの高度なプログラミング能力だけでなく、車体組み立てを通じてメカトロニクス知識を身につけることができます。
中国RMCR大会は、日本で開催されている「ジャパンマイコンカーラリー(以下JMCR)大会」の競技内容をベースとしています。JMCR大会は、公益社団法人全国工業高等学校長 協会などの主催により1996年より開催され、ルネサスは過去17年にわたり協賛し、マイコン搭載ボードの提供や技術サポートを行ってきました。2012年1月の全国大会では地区大会からの参加延べ人数が約4,000名に達し、学生向けロボット競技大会では日本最大規模の参加者数を誇ります。
ルネサスは中国RMCRに加えて、長年にわたり「全国大学生電子設計コンテスト」に単独協賛をしています。こうした活動を通じてルネサスは、中国政府と共に中国電子産業界の人材育成に貢献し、企業の社会責任を果たしていきます。
「2012中国ルネサスマイコンカーラリー大会」概要
以 上
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