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ルネサス中国がIoTなどをテーマに、大学生対象の電子設計コンテストへ単独協賛を決定し、北京で調印式を実施

May 23, 2017

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:呉 文精、以下ルネサス)の100%子会社であるルネサスエレクトロニクス(中国)有限公司(董事長:真岡朋光、以下ルネサス中国)はこのたび、中国政府の教育部高等教育司と工業情報化部人事教育司が主催する「全国大学生電子設計コンテスト」全体の枠組みの中で新設した「『ルネサスカップ』先端IT特別招待コンテスト(以下ルネサスカップ)」に単独協賛することを発表しました。この新しいコンテストはIoT(Internet of Things)、スマートコネクト、ITをテーマとするアプリケーション開発にテーマを絞ったものです。

 5月19日には北京理工大学でコンテストの設立に関する調印式が行われ、工業情報化部人事教育司副処長の于鷹宇(ユィ・インユィ)氏、工業情報コンテスト組織委員会委員長・中国科学院院士・中国工程院院士・北京理工大学名誉学長の王越(ワン・ユェ)氏、組織委員会副委員長兼事務総長・北京理工大学元副学長の趙 顕利(ジャオ・シェンリ)教授、ルネサス中国の董事長である真岡 朋光、総経理の中丸宏などが出席しました。

 全国大学生電子設計コンテストは、中国の大学生を対象に2年に1度開催されるもので、ルネサス中国は全国大学生電子設計コンテスト組織委員会と2008年に協賛契約を締結して以来、2009年から2017年まで、5回協賛してきました。

 このたび新たに協賛した「ルネサスカップ」は、全国大学生電子設計コンテスト全体の枠組みの中で、IoT、スマートコネクト、ITなどの分野に特化したコンテストです。ルネサス中国は、全国大学生電子設計コンテスト組織委員会と過去10年間にわたり培ってきた協賛経験を活かし、より良いサービスとサポートを提供することで、ルネサスカップが成功すると確信しています。

 ルネサスカップは、IoTなどをテーマに、学生が先端IT技術を用いたアプリケーション開発を行い、遠隔制御、ひいてはAI(Artificial Intelligent、人工知能)などの革新的な機能を実現する能力開発を目指しています。第1回のルネサスカップは2018年に開催し、その後2年に1度、偶数年にて開催する予定です。コンテストは情報や電気などの分野における有数の大学に在籍する学生を招待し、チームで参加する形式です。ルネサス中国は、ルネサスカップの開催により、中国の大学生がIoTにおける実践的かつ革新的な能力を強化でき、さらに中国の電子設計およびその応用技術の分野における優秀な人材の育成を促進することができると確信しています。

 ルネサス中国は、企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)の一環として教育にフォーカスし、ルネサスカップの単独協賛スポンサーとして積極的に活動する計画です。大学との協力を通じ、ルネサスの先進技術、製品、およびソリューションを未来の電子設計エンジニアに伝え、中国の教育事業の発展と半導体産業における人材育成に貢献してまいります。

以 上


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