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ネットワーク監視カメラ向け、4K対応848万画素CMOSイメージセンサを発売開始

~ハイエンドネットワーク監視カメラ向けCMOSイメージセンサ市場に参入~

2017年8月30日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:呉 文精、以下ルネサス)は、このたび、ネットワーク監視カメラ向けに、高感度・高解像度な4K対応の「848万画素CMOSイメージセンサ(RAA462113FYL)」を新たに開発しました。すでに量産中である212万画素の製品と共に、ネットワーク監視カメラ向けハイエンドCMOSイメージセンサとして一般拡販を本格化します。

 新製品のサンプル出荷を今月から開始し、量産は、2017年12月開始の予定です。

 ネットワーク監視カメラは、金融機関や交通機関、商業施設向けなどにニーズが増大しています。新製品は、これらハイエンド機器で求められる様々な環境下での撮影に適した性能を有しており、ユーザのシステム性能向上に貢献します。

(1) 優れた低照度性能

月明り環境下でも視認性の高いフルカラー画像を実現

(2) 高速・高解像度

高解像度な4K画像を毎秒60フレーム(60fps)で高速出力により、電子ズームをしても視認性のよい画像を撮像可能

(3) 高ダイナミックレンジ

1ライン毎に、長秒露光データと短秒露光データを別々に出力するLine by Line HDR(High Dynamic Range)モードをサポート。明暗差のあるシーンでも動画撮像が可能

 また、カメラモジュールメーカと共同で開発した新製品搭載のリファレンスボードを用意しており、当社CMOSセンサの性能評価が可能です。今後は、カメラモジュールメーカと連携して、オートフォーカス機能、HDR(High Dynamic Range)機能、広域監視機能、手振れ補正機能など、様々な機能を実現するカメラモジュールを順次提供します。これによりユーザは、高性能なネットワーク監視カメラの開発期間や開発コストの削減が可能です。

 ルネサスは今後、ネットワーク監視カメラ向けに、CMOSイメージセンサだけでなく、マイコンとの組み合わせによる監視カメラ向けソリューションも順次拡充し、積極的な拡販活動を展開してまいります。これにより、安全・安心な、環境に優しいスマート社会の実現に貢献してまいります。

 新製品の仕様は、 別紙(186KB)をご参照ください。

RAA462113FYLの製品情報は、https://www.renesas.com/ja/products/analog/other-analog-ics/ics-for-camera.htmlをご覧ください。

以 上


ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。

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