内蔵自動補償回路により、設計時間の短縮と信頼性向上を実現
2013年3月19日

高性能アナログ/ミクストシグナル、パワーマネジメントIC の開発と製造で世界をリードするインターシル(本社:米国カリフォルニア州ミルピタス、NASDAQ:ISIL)は、3月14日(米国時間)、自動補償回路とアダプティブ性能最適化アルゴリズムを採用し、電力変換効率を大幅に向上する最新のデジタル・パワーマネジメント・ソリューションを発表しました。

 

新製品のZL8101は自動補償回路を備えたアダプティブ・デジタルDC/DC PWMコントローラで、出力電流が最大50Aの単相ソリューションを提供します。外付けドライバやDrMOSソリューションと組み合わせて使用できます。また、ZL8101を並列接続すると、複数のZL8101間で電流シェアリングが可能になります。サイズ、効率、監視が極めて重要な、入力電圧が12Vと5Vの電源を降圧するためのビルディング・ブロックとしても使用でき、柔軟性が高いのが特長です。ZL8101は正確なPWMパルス生成のために最適化された専用のステートマシンと、各種設定と最適化のために独自技術のMCUを採用しています。

 

ZL8101の電源自動補償機能は、性能最適化の際の専門的なツール、知識、経験を不要にし、設計所要時間を数週間単位で短縮するとともに、広範なアプリケーションの信頼性を大幅に向上します。ZL8101は有線/無線システム、データ通信、各種電源などの用途に最適です。

 

  • ZL1505などのドライバやISL6611A 位相ダブラーとの組み合わせに最適
  • PMBusインタフェースにより、電流、電圧、温度のリアルタイム監視が可能
  • PMBusインタフェースにより、電源の動作と各種設定に対する完全な制御を保証
  • シンプルなピンストラップ/抵抗の選択あるいはSMBus™シリアル・インタフェースにより、大部分の動作機能を設定可能
     

ZL8101はQFN-32パッケージで提供され、1,000個受注時の単価は3.10米ドルからです。詳細については、http://www.intersil.com/jp/products/power-management/zilker-labs-digital-power/digital-pwm-controllers/ZL8101.htmlをご覧ください。

 

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