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概要

説明

ISL73141SEHFNEV1Zボードは、ルネサス のISL73141SEH 耐放射線性14ビット1000ksps/750kps SAR ADCの動作を評価します。 この評価ボードは、 RHADC-FMCEV1Z データ キャプチャ ボードと共に使用することを前提としています。

評価用ボード上のISL73141SEHデバイスは、AVCCを5Vまたは3.3Vに設定したISL73141SEHの動作をサポートしています。 DVCCは2.5Vまたは3.3Vに設定できますが、デフォルト設定は2.5Vです。 ADCへのリファレンス電圧は、3.0Vまたは4.096Vに設定できます。 リファレンス電圧を4.096Vに設定することは、ISL73141SEHの5Vバージョンでのみ有効です。 CPLDのI/O電圧は2.5Vまたは3.3V動作に設定することもできますが、DVCC設定に合わせる必要があります。 CPLDの電源電圧は1.8Vに設定されています。 アナログ入力アンプ回路への電源電圧は+7.5/-4.5Vに設定されています。 これらの電圧はすべて、ボードへの±10V電源入力から供給されます。

仕様一覧

  • ±10V電源入力
  • 相互運用性のためのVITA 57.1 FMCコネクタ
  • -55°C〜+125°Cの動作をサポート
  • サポートコンポーネントは、-40°C〜+85°Cの動作をサポートします
  • +5Vまたは+3.3VのAVCC動作にジャンパを選択可能
  • +4.096Vまたは+3VのVVREF動作にジャンパを選択可能

必要なコンポーネント

ISL73141SEH ボードと RHADC-FMCEV1Z ボードを適切に動作させるには、次のものが必要です。

  • 低位相ノイズのアナログ信号源(ローデ・シュワルツSMA100Aなど)
  • 低位相ノイズのクロックソース(ローデ・シュワルツSMA100Aのクロック合成など)
  • ±10V DC電源
  • 5V、3.6Aスイッチング電源(RHADC-FMCEV1Zデータキャプチャボードに付属のCUI ETSA050360UDC-P5P-SZなど)
  • USB2.0ケーブルとPC上のポート
  • Windows XP® 以降のPC
  • ISL73141SEHEV1Z ADC評価用ボード
  • RHADC-FMCEV1Z iRADAnalyzer GUI Software (EXE)
    付きデータキャプチャボード 注:RHADC-FMCEV1Zをすでにお持ちの場合は、バイパスオプション付きのRHADC-FMCEV1Zボードが必要です

特長

  • 信号対雑音比(SNR)
  • 信号対ノイズ/歪み比(SINAD)
  • 有効ビット数 (ENOB)
  • 全高調波歪み(THD)
  • スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)
  • 入力電圧範囲(アナログ入力)
  • REF入力電圧範囲(VREF 入力)

アプリケーション

  • 衛星ペイロード高精度信号処理
  • 衛星テレメトリシステム
  • 衛星の運行と軌道制御
  • 衛星の姿勢制御
  • ハイエンド産業用
  • ダウンホール掘削

ドキュメント

分類 タイトル 日時
マニュアル-開発ツール PDF 3.53 MB
マニュアル-ソフトウェア PDF 1.50 MB
2件

設計・開発

ソフトウェア/ツール

ソフトウェアダウンロード

分類 タイトル 日時
ソフトウェア/ツール-ソフトウェア EXE 9.95 MB
PCB設計ファイル ZIP 2.51 MB
2件

関連ボード&キット