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車載事業の顧客価値シリーズ⑤:xEV向けインバータ(システム編)

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Ryutaro Minesawa
Ryutaro Minesawa
Principal Engineer
掲載: 2020年9月15日

「xEV向けインバータ分野に新規参入したい!」
「xEV向けインバータの開発期間を短縮したい!開発費用を削減したい!!」
「高効率モータ制御でエコカーの燃費を向上させたい!」

上記のようなご要望をお持ちの方に向けて、この記事を書いています。

はじめまして。ルネサスの峯沢と申します。
ルネサスは、xEV向けのInverter Reference Solutionを提供しています。

xEV Inverter Reference Solution は、xEV用モータを制御するインバータのハードウェアとソフトウェアで構成されており、私は、ハードウェア開発に携わっています。

初めに、本Inverter Reference Solutionの概要を紹介します。

本Solutionは、xEVのボリュームゾーンである出力仕様100kWを容積3.9Lというコンパクトサイズで実現しています。また、インバータの主要半導体であるマイクロコントローラ、PMIC、ゲートドライブIC、IGBT/FRDベアダイ、フォトカプラにはRenesas製品が使用されており、『半導体』+『ハードウェアシステム設計』+『ソフトウェアシステム設計』の3領域での、Total solutionサポートが可能です。

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本Inverter Reference Solutionは、次のご要望に応える事が可能です。

「xEV向けインバータ分野に新規参入したい!」

本Solutionのデリバラブル資料は以下で構成されており、

  • 100kWクラスインバータ本体
  • ハードウェア設計情報 : 回路図データ、部品表、PCBデータ、機構部品データ、評価結果
  • ソフトウェア設計情報 : モータ制御ソフトウェアソースコード、評価結果
  • モータパラメータ取得Tool、及びトルクマップ生成Tool

xEV向けインバータのハードウェアとソフトウェアの設計情報を、1から入手する事ができ、xEV向けインバータへの新規参入を強力にバックアップします。

「xEV向けインバータの開発期間を短縮したい!開発費用を削減したい!!」

従来、お客様にて実施していた『システムシミュレーション』、『A-sample試作』に、本Solutionを使う事で、約二年間の開発期間とその費用削減に貢献します。

また、弊社は評価環境として、『モータベンチDyno』と『実車評価環境』を有しており、各機能はモータベンチ及び実車で評価しています。そのため、お客様でのモータベンチ評価工数の削減だけでなく、本インバータを初回実車搭載用のサンプルとしても使用可能です。

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「高効率モータ制御でエコカーの燃費を向上させたい!」
xEVに特化した半導体の採用により高効率化を実現しています

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xEV Inverter Reference Solutionは、

「xEV向けインバータ分野に新規参入したい!」

「xEV向けインバータの開発期間を短縮したい!開発費用を削減したい!!」

「高効率モータ制御でエコカーの燃費を向上させたい!」

といった、要望を持たれている方の力になる事が可能です。

ご興味を持たれた方は、営業担当までお問い合わせください。

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