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いつも使っているパワポで組み込みGUI開発!? プログラミング不要のカラーLCD導入

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Naoyuki Tsubaki
IoT Product Marketing
掲載: 2020年12月2日

スマホの普及などにより、グラフィカルなUIは当たり前の世の中になってきました。組み込み機器メーカも、ハードキーやセグメントLCDから、カラーLCDをラインアップするケースが増えてきました。そんなカラーLCD初挑戦のお客様に最も多いのが、”カラーLCDのGUI開発って難しそう” と思っていることです。言われてみると、C言語でGUIを作って表示するなんて、何をしたら良いのか想像出来ますでしょうか?

実は、ルネサスの32ビットマイコンRX65N用には、C言語が書けなくても、Microsoft® PowerPoint®(以下、パワポ)さえ使えれば簡単にGUI開発が出来てしまう超お手軽ツールがあります。株式会社CRI・ミドルウェア(以下、CRI)社が提供するツール 「Aeropoint®(エアロポイント)GUI for RX」 です。

説明するより見てもらうのが早いので、早速キットを入手してきました。

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32ビットマイコンRX65Nが載ったEnvision kitがベースで、

イーサネットや音声用の拡張ボードもセットになっています。

では、早速パソコンとつなげて、パワポを起動しましょう。

試しに簡単な画を描いてみます。

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エアコンのコントローラーをイメージしてみました。
設定温度UP/DOWNボタン、運転/停止ボタン、メニューボタンを追加します。

そしてパワポのアドオンにある実行ボタンを押すと、、、

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、、、完成!!

一度表示したGUIはボード上のストレージに書き込まれているので、パソコンを切り離すとキット単独で動作します。すぐに思い描いた表示が出来ると、開発も簡単な気がしてきませんか?


あとはタッチパネルを押したときの画面遷移や、外のインタフェースから受け取ったコマンドからの画面遷移を設定すればGUIの開発は完了です。

例えば、タッチパネルの設定温度UPボタンをタッチすると、制御モジュール(今回はパソコン)に温度変更のコマンドが送信され、制御モジュールがボードに変更後の設定温度を送信すれば、画面上の数値にリアルタイム反映されます。

例えば、タッチパネルの設定温度UPボタンをタッチすると、制御モジュール(今回はパソコン)に温度変更のコマンドが送信され、制御モジュールがボードに変更後の設定温度を送信すれば、画面上の数値にリアルタイム反映されます。

これらの動作もパワポのオブジェクトを指定することで作り込んでいけます。

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再び実行ボタンを押せばキットが更新されるので、デバッグも簡単です。

それからこのツールのイチオシ機能がまだあります、せっかく液晶を付けるのであれば、広告表示などのために動画や音も出したいケースが多いと思いますが、なんとこのキットでは両方とも実現出来ます。

パワポ上で出したい音をインポートすると、同じくCRI社が提供するD-Amp Driverを使って音声出力が可能です。高価な音声出力回路を載せなくても、数百円ほどで買える簡易的なスピーカさえつなげば音声を作れるのが魅力です。

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音声データは組み込み機器向けに圧縮した形でインポートしてくれるのも嬉しいポイントです。

同じく動画もパワポ上で登録して、紐付けたページに遷移させることで全画面再生されます。もちろん音声付きで。

マイコンで、しかも組み込み向けに256色に減色しているらしいのですが、ここまでキレイな動画を再生出来るツールは初めて見ました。これにはCRI社がエンターテイメント分野で培った技術が詰まっているそうです。
 

これだけ簡単にGUI+音声+動画が導入出来るなら、開発が難しそう、なんてもう思わないですよね?
パワポが使えるなら、今すぐカラーLCDの導入が出来ますよ!

Aeropoint GUI for RX及びD-Amp Driverの詳細はこちら>>
RX65N 及びEnvision kitの詳細はこちら>>

*MicrosoftおよびPowerPoint は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。CRI・ミドルウェア、Aeropointは、日本および. その他の国における株式会社CRI・ミドルウェアの登録商標または商標です。本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。
 

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