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Lars Mickan
Business Development Manager
掲載: 2020年8月18日

産業オートメーションの将来において、産業用イーサネット通信プロトコルは、デジタル通信の利点をIoTまたはインダストリー4.0アプリケーション上に実現するために、ますます重要になります。将来使用されるすべての装置機械は、マシン間通信つまり産業用イーサネットプロトコルを介して通信できることが望まれます。これらのプロトコルは国際標準に基づいており、装置機械が同じプロトコルで通信できる必要があります。R-IN32M3産業用イーサネットモジュールは、容易な導入手続き、容易なデバイス交換、デバイス診断など、エンドユーザーの要件である多くのメリットを提供します。

では、R-IN32M3産業用イーサネットモジュールソリューションはどのようにして市場の要件を満たし、「一石三鳥」のソリューションを提供できるのでしょうか。

1.   マルチプロトコルサポートにより、柔軟性とコスト削減を実現
Renesas R-IN32M3産業用イーサネットモジュールは、1つのモジュールハードウェアで産業用イーサネットプロトコルPROFINET、EtherNet / IP™をサポートしており、近い将来にEtherCAT®にも対応する予定です。このモジュールでEtherCAT®にアップグレードできるため、ライセンス料を含む3つのプロトコルスタックすべてが1つのモジュールに搭載されます。

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i-rj45-module

2.    容易にシステムインテグレーション可能
外部アプリケーションコントローラーと本モジュールの接続は、SPIインターフェースを介して行われます。専用APIによりアプリケーションソフトウェアは実装でき、多様なルネサスMCUソリューションへ容易に移植可能です。 また、本モジュールはデュアルポートRJ45イーサネットコネクタを搭載しています。これにより、ハードウェア設計の負担軽減に貢献します。

 3.    製品化までの時間を短縮
Synergy S7スターターキットのサンプルアプリケーションのソースコードと、適切なデバイスファイル(GSDML、EDS、およびESI)のソースを含むソリューションキットがあります。 Microsoft Windowsベースのツールチェーンは、本モジュールのファームウェアを設定および更新するだけでなく、本モジュールが産業用イーサネット通信を確立する簡単な方法を提供します。

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r-in32m3-ethernet-board

R-IN32M3モジュール、ソリューションキットは2020年8月に発売開始です。詳細については、R-IN モジュールサイトをご覧ください。

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