概要
説明
「R-Car V2H」は先進運転支援システム(ADAS)に向けたR-Car ファミリ第一弾製品です。サラウンドモニタリングシステムに求められる機能をワンチップに集積しながら低消費電力を実現、カメラ各々で画像認識機能を用いた広範囲の見落とし防止を行いながら、シーンにあわせて視点を切り替えるなど、従来にないスマートで視認性の高い高解像度システムを実現します。
特長
- カメラの映像を斜め上から見た立体パノラマ映像に変換する専用H/W(IMR)を6ch搭載し、美しいHD映像を表示。
- 第四世代画像認識H/W(IMP-X4)を搭載。オープンソース(OpenCV)に対応した画像認識ライブラリを拡充し、ソフトウェアの開発効率を向上。
製品仕様
- 型名:R-Car V2H (R8A7792)
- 電源電圧:3.3/1.8V(IO)、1.5/1.35V(DDR3)、1.03V(Core)
- CPU コア:Arm®Cortex®-A15 Dual Core
- 最大動作周波数:1.0GHz
- 処理性能:7000DMIPS
- キャッシュメモリ
- L1 I/D Cache 32/32Kバイト, L2Cache 1Mバイト
- L1D cache and L2 cache with ECC
- 外部メモリ
- DDR専用バスにDDR3-SDRAMを接続可能
- データバス幅:32ビットx 1チャネル
- ECC
- 外部拡張
- FLASH ROMやSRAMを直結可能
- データバス幅:8/16ビット
- 画像認識:ルネサス画像認識コア IMP-X4
- 視点変換
- ルネサス視点変換コア IMR-LSX3 6チャンネル
- 外部メモリ、Video InputまたはH.264/JPEGデコーダーからダイレクトにIMR-LSXへ接続、変換データを外部メモリへ格納
- ルネサス視点変換コア IMR-LX3 1チャンネル
- 外部メモリ上のデータを変換
- グラフィックス
- PowerVR SGX531 (3D)
- ルネサスグラフィックスプロセッサ(2D)
- ビデオ機能
- 6チャンネル 最大12ビット パラレル YCbCr422
- 1チャンネル、2チャンネルそれぞれの1.8V(IO)、3.3V(IO) 切り替え
- ディスプレイユニット
- 2 チャンネル(24ビット RGB)
- DRC(ダイナミックレンジコンプレッション) 2チャンネル
- ネットワーク
- CAN 2チャンネル
- Ethernet AVB
- 1000 Mbps, 100 Mbps
- IEEE802.3 PHYインタフェース 対応
- パッケージ:647ピン FCBGA
Arm、CortexはArm Limitedの登録商標または商標です。
PowerVR、SXGはImagination Technologies Limitedの登録商標または商標です。
CAN(Controller Area Network):独Robert Bosch GmbHが提唱している車載用のネットワーク仕様です。
その他本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。
製品比較
アプリケーション
アプリケーション
- 先進運転支援システム(ADAS)
- 画像認識
- サラウンドモニタリングシステム
設計・開発
ソフトウェア/ツール
ソフトウェア/ツール
Software title
|
Software type
|
会社名
|
---|---|---|
SVNet, Deep Learning Embedded Software by STRADVISION SVNet is a deep learning and camera-based embedded perception software for ADAS and Autonomous Vehicles use cases. There are millions of vehicles powered by SVNet from Level 2 ADAS to Level 4 Autonomous Vehicles in the production pipeline in Germany and China.
|
Software Package | StradVision, Inc. |
1件
|
ビデオ&トレーニング
Surround-View Image Quality Comparison Demo and R-Car V2H 3D Surround-Monitoring Demo
Video List