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ゼロ遅延バッファ (ZDB)

ゼロ遅延バッファ(ZDB:Zero-delay buffer)は、通常、周波数変換は行わずに、入力クロックと同期した複製(伝播遅延のないコピー)を出力します。Renesas はPLLベースのゼロ遅延バッファを提供しています。入力クロック信号のコピーをさまざまな信号形式(LVPECL、LVDS、HCSL、CML、HSTL、SSTL、LVCMOS)で複数出力し、それらによって複数の負荷を駆動することができます。Renesas のゼロ遅延バッファは、FPGAや、CPU、ロジック、同期メモリ向けの同期クロックを必要とするアプリケーションに理想的なデバイスです。

ほとんどのゼロ遅延バッファでは、外部帰還経路により、デバイスで生じる遅延を調整できるようになっています。これにより負荷に対し、タイミングを正確に制御してクロック信号を供給することができます。クロックの同期を実現するために、帰還出力を含むすべての出力に1つの分周器を使用している場合には、ゼロ遅延バッファによって単純な周波数変換を行うことが可能です。

ヒント: 100MHzと125MHzといった具合に、複数の特定出力周波数が必要な場合には、パラメトリック検索において「Output Banks(出力バンク)」を活用してください。各バンクは、特定の出力周波数に対応しています。

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プロダクトセレクタ: ゼロ遅延バッファ (ZDB)

パラメトリック製品セレクタを使用してカタログ上の製品を検索してみてください。パラメータ毎に スペックを比較することでお客様の設計に適した製品が表示されます。

プロダクトセレクタ
分類 タイトル 日時
概要 PDF 217 KB
1件
Zero-Delay Clock Buffers by IDT
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