ルネサスのASインタフェース製品は、マスター/スレーブノードの一部として使用され、物理バスとのインタフェースとして機能します。このデバイスは、電源や物理データ転送、通信プロトコルの処理を担います。すべての製品がAS-Interface Complete Specification V3.0に完全に準拠しています。
ASインタフェースについて
ASインタフェース(アクチュエータセンサーインタフェース)は、産業オートメーションにおけるさまざまな下層アプリケーション向けのバスシステムです。最も中心的な用途は、ASインタフェース規格に基づき、小型のバイナリセンサーやアクチュエータと通信を行うことです。ルネサスのASインタフェース製品は、ASインタフェース協会が策定した最新のAS-I規格V3.0で求められるすべての要件を満たし、ASインタフェースを迅速かつ容易に利用できるようにします。
ASインタフェースは、オートメーションシステムを効果的に近代化し、導入に必要なコストや時間を削減します。ASインタフェース製品の簡単な「プラグアンドプレイ」機能により、維持費を最小限に抑えることができます。ASインタフェースは、「黄色ケーブル」を大きな特徴としています。AS-Iケーブル内の2本のワイヤーが、ネットワーク内のあらゆるポイントに電力とデータを転送します。ASインタフェースの物理層内のバイナリデータを変換するには、高度な集積回路が必要となります。ASインタフェースは、IEC 62026-2とEN 50295をベースとするオープン規格です。
AS-Interfaceの詳細については、www.as-interface.netをご覧ください。