本ページでは、R-IN32M3モジュールの評価環境立上げから、サンプルプログラム入手、実行までの手順を説明します。
R-IN32M3 モジュール
R-IN32M3 モジュールで、産業ネットワーク評価/開発に直ぐに着手できます。
Step 1: 評価ボードの入手
R-IN32M3 モジュールと接続するホストマイコンに応じて以下の評価ボードからご選択いただけます。
R-IN32M3モジュール搭載アダプタボード(YCONNECT-IT-I-RJ4501)
Arduinoコネクタで各種マイコン評価ボードと接続して使用します。
SK-S7G2, EK-RA6M4, EK-RA6M3, および RL78/G14 用のサンプルソフトを準備しております。
R-IN32M3モジュール搭載 CPUカード (SEMB1320)
ホストマイコンとしてRX66T搭載したCPUカードです。本ボードだけで産業イーサネットの評価が可能です(*)。また、24V Motor Control Evaluation System for RX23T のインバータボードに接続してモータ制御アプリケーションの評価も可能です。
(*) プログラムの実行には、E2エミュレータLite [RTE0T0002LKCE00000R]などのエミュレータが別途必要となります。
SEMB1320を入手するStep2: ソフトウェアのダウンロード
R-IN32M3モジュール Sample Package は、R-IN32M3モジュールをご使用いただくための各評価ボードに対応したホストマイコン用のサンプルソフトウェア、Management Tool 、各種ドキュメントなど、必要な評価環境一式を同梱しております。
まずは本パッケージをダウンロードしてご利用下さい。
- ソフトウェアパッケージ:Renesas R-IN32M3 Module サンプルパッケージ Rev.1.05 (ZIP | English, 日本語)
- SK-S7G2をご使用の場合は、こちらをご利用ください
ソフトウェアパッケージ:Renesas R-IN32M3 Module (RY9012A0) 旧サンプルパッケージ Rev.3.04 - サンプルコード (ZIP | English, 日本語)
Step3: 開発環境のセットアップ
使用する評価ボードおよびサンプルソフトに応じて、e2studioやFSPなどの必要な開発環境をインストールします。 サンプルソフトには、各産業イーサネットプロトコルおよびアプリケーション毎にソースコードを含むプロジェクトが準備されています。選択したプロジェクトの実行まで手順につきましては、Sample Packageに同梱された各ドキュメントをご参照下さい。
- EK-RA6M4もしくはEK-RA6M3:RA サンプルアプリケーション Rev.1.05 (PDF | English, 日本語)
- Synergy SK-S7G2:Renesas R-IN32M3 Module (RY9012A0) 産業Ethernet モジュールソリューション (PDF | English, 日本語, 简体中文)
- RL78/G14 Fast Prototyping Board:RL78/G14 サンプルアプリケーション Rev.1.05 (PDF | English, 日本語)
- SEMB1320(RX66T):RX66T サンプルアプリケーション Rev.1.05 (PDF | English, 日本語)
Step4: ネットワーク接続
サンプルパッケージに同梱されているManagement Toolの簡易マスタ機能もしくは、ソフトウェアPLCを使用して産業ネットワーク通信を行います。
- Management Tool 操作ガイド Rev.1.01 (PDF | English, 日本語)
- ソフトウェア PLC 接続ガイド: CODESYS for EtherCAT Rev.1.01 (PDF | English, 日本語)
- ソフトウェア PLC 接続ガイド: CODESYS for EtherNet/IP Rev.1.01 (PDF | English, 日本語)
- ソフトウェア PLC 接続ガイド: CODESYS for PROFINET Rev.1.01 (PDF | English, 日本語)
- ソフトウェア PLC 接続ガイド: TwinCAT Rev.2.01 (PDF | English, 日本語)
Step5: ユーザーアプリケーションの組み込み
- ユーザ実装ガイドを参考にする。: R-IN32M3 Module ユーザ実装ガイド Rev.1.03 (PDF | English, 日本語)