今の「いつでも、どこでも」の時代、ますます多くのサービスがオンライン化しています そして、これらのサービスの安全性を確保するためには、移動中でもユーザーが自身の身元を安全に認証できる方法が不可欠です Bit4idのDigitalDNAは、認定デジタルIDと強固な認証方式に対応した革新的なソリューションであり、スマートフォンやタブレットなどのデバイス上で、高いユーザー体験を提供するよう設計されています。
イタリアのBit4id社は、電子署名、オンライン認証、サイバーセキュリティ、デジタルIDを基盤とするあらゆるサービス向けの技術を通じて、約20年にわたりデジタルトランスフォーメーションを牽引してきました。
「私たちは、デジタルサービスをより身近で安全なものにすることで、社会の変化に貢献したいと考えています」と、Bit4id社の PKI 製品 BU ディレクターである Carmine Noviello 氏は話しています。 「当社のソリューションは、オンラインでの新しい生活様式や働き方を提供し、品質と効率性という理念に基づいて開発されています。 革新性、シンプルさ、セキュリティは、私たちの指針です。 私たちは、技術的な障壁の解消を通じて、誰もが安全で管理しやすいデジタル環境を利用できるよう、包摂的な進歩を支えるソリューションの開発に取り組んでいます。」
あらゆる状況での使いやすさ
DigitalDNAはBit4id社の理念を形にしたソリューションです。 この革新的なトークンがあれば、ユーザは自身のデジタルIDをどこへでも持っていけます。 認定されたデジタル証明書により、ユーザは電子文書への署名や、ウェブサービスへの本人認証をすばやく簡単に行うことができます。 このデジタル署名は、eIDAS規制に完全に準拠しており、法的有効性を持つ文書署名に求められる最も厳格な基準を満たしています。
さらに、DigitalDNAは、この種のトークンによく見られるUSB接続に加え、Bluetooth®ワイヤレス接続にも対応しています。 そのため、PC、タブレット、スマートフォンなどあらゆる種類のデバイスで利用でき、どのような状況でも快適なユーザー体験を提供します。
設計と製造の簡素化
「DigitalDNA の初期バージョンではマルチチップ構成を採用していましたが、モジュールのインタフェースや回路配線が非常に複雑で、製品の信頼性確保に多大な労力を要しました。 第2世代では、よりシンプルなルネサスのDA14683システムオンチップに切り替えることで、部品数を削減し、調達を容易にしました。 この変更により、生産プロセスにおける精度が向上し、極めて低い不良率を達成することができました。」とCarmine Novielloは話しています。
DA14683は、強化されたセキュリティを備えた Bluetooth® Low Energy 5.0 対応のシステムオンチップ(SoC)です。 ルネサス SmartBond™ ファミリの製品として、最小の消費電力と最小の実装面積で、業界トップクラスの性能を実現します。
共創の力
Bit4id社にとって、DA14683 の使いやすさ、機能性、そして高い集積度は、不良率低減と生産ライン効率の向上に大きく貢献しました。 一方で、 Carmine Noviello 氏は、両社間のコミュニケーションも、この協業における重要な要素であると強調しています。
「ルネサスの優れたプリセールスチームは、わずかなステップで私たちのニーズに最適な製品を見つける手助けをしてくれました。 しかし本当に際立っていたのは、その後も継続されたサポートでした。ルネサスの技術チームは、助言やベストプラクティスを通じてソリューション構築を導き、短期間で初回から完成度の高い製品開発を可能にしてくれました。 さらに、リードタイムに関する明確なコミュニケーションにより、信頼性の高い生産スケジュールの立案と遂行が可能となりました。」と、同氏は付け加えました。
