概要
説明
ルネサス製品用コンパイラをご利用のお客様にはISO 26262「Road Vehicles Functional Safety」第8部第11項(ソフトウェアツール使用への信頼)で求められる適格性評価をサポートする有料サービスをご用意しています。
乗用車の電気・電子システムを対象とした機能安全規格ISO26262では、機能安全が関連する製品の開発に使用される前に、使用されるソフトウェアツールを評価して関連するリスクを判断し、必要に応じて適格性を確保することが義務付けられています。さらに、適格性評価の方法が明確に定義されています。ツールユーザー(お客様)は、ターゲットの使用方法/アプリケーションに基づいてツールを評価することが期待されていますが、適格性評価は非常に高度な作業であり、特定の技量も必要になる場合があります。実際の適格性評価は、第三者機関に依頼することができます。第三者機関に適格性評価を依頼する場合は、以下の手続きが必要です。
- お客様の使用条件に合わせた適格性評価の依頼手続き
- 適格性評価に必要な機材一式の調達
- 適格性評価レポートの確認(検出された問題があれば回避策の検討も含む)
当社のサービスでは、お客様のために上記の手続きを行います。
ルネサスでは、ISO26262第8部で要求される成果物「ソフトウェアツール適格性評価報告書」に対応するための確認証拠として活用できる報告書を提供します。
本サービスの詳細については、お近くのルネサスエレクトロニクス販売代理店にお問い合わせください。
ターゲットデバイス
詳細情報
注意事項
- 本サービスは、コンパイラ品質を保証するものではありません。
- 対象コンパイラの保証については、コンパイラ製品に付属しています使用許諾契約書に基づきます。
- このサービスは、ISO 26262に準拠したツールの適格性評価をサポートしていますが、最終製品が機能安全のコンテキストで使用するための受け入れに達することを保証するものではありません。これは、選択した評価機関によって確認されなければなりません。