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ルネサスコンパイラ インストールガイド

- CC-RL, CC-RX, CC-RH -

ルネサスコンパイラ製品をお買い上げいただきありがとうございます。
本ページはCC-RL,CC-RX,CC-RHの有償ライセンス購入ユーザ向け情報です。
コンパイラ製品版のご利用にあたっては、以下の準備が必要となりますので、ご確認の上ご利用ください。

1.使用許諾契約書のご確認

2.ツールのインストール

3.ライセンス・キーの取得 (annualライセンスの場合のみ)

4.ライセンス・キーの登録

5.ツールユーザ登録(推奨)

関連マニュアル / 各コンパイラ製品ページ / FAQ

ご購入手続き後、まだライセンス・キー(あるいはライセンス取得コード)がお手元に届いていない場合でも、1,2 の準備をしていただくことで無償評価版コンパイラ*にてご利用を開始できます。
その場合は、ライセンスキーが到着次第、手順3以降の手続きを実施してください。
*無償評価版の試用期間は60日間です。 評価版の詳細は評価版ソフトウェアツールをご参照ください。

 

1.使用許諾契約書のご確認

ご利用にあたって、以下の使用許諾契約書の内容を必ずご確認ください。(CC-RL/ CC-RX/ CC-RH共通)

ソフトウェア使用許諾契約書 LLWEB-20179380

 

2.ツールのインストール

WindowsおよびLinux環境での利用が可能です。動作環境の詳細はこちらをご覧ください。

【Windowsをご使用の場合】        
(1) 統合開発環境のインストール        
以下から統合開発環境のインストーラをダウンロードしインストールしてください。

統合開発環境には「e² studio」と「CS+」があり、どちらでもご利用いただけます。統合開発環境のインストーラを実行することで、コンパイラやライセンスマネージャもあわせてインストールすることができます。
*2022年7月よりCC-RHもe² studioで利用可能になりました。CC-RH V2.04.00以降、e² studio 2022-07以降のみ。

統合開発環境ダウンロード
e² studioをご利用の場合
e² studio製品詳細
e² studio 2024-10
CS+をご利用の場合
CS+製品詳細
CS+ for CC V8.12.00

(2) ライセンス管理ツールのインストール  
フローティング・ライセンスは、複数のユーザが一台のPC にログインしてビルドを行うマルチユーザ環境に対応しました。ユーザ名毎にフローティング・ライセンスを取得可能です。

クライアントPC側には以下をインストールしてください。

ライセンス・マネージャ V2.08.00  (Windows)

サーバPC側には以下をインストールしてください。

フローティング・ライセンス管理用ソフトウェア V2.08.00  (Windows)

すでに必要なツール等のインストールがお済みの場合には、手順3. 以降へ進んでください。

【Linuxをご使用の場合】        
(1) コンパイラのインストール       
以下からコンパイラのインストーラをダウンロードしインストールしてください。

Linux用CC-RL V1.13.02                
Linux用CC-RX V3.06.02      
Linux用CC-RH V2.06.02  

(2) 統合開発環境のインストール   
以下から統合開発環境のインストーラをダウンロードしインストールしてください。

Linux用e² studio 2024-10

(3) ライセンス管理ツールのインストール            
ライセンス・マネージャのインストーラをダウンロードしインストールしてください。
※ ライセンス・マネージャ V2.08.00(Windows, Linux)はマルチユーザ環境のフローティング・ライセンスに対応しました。フローティング・ライセンス管理用ソフトウェア V2.08.00 (Windows)が必要です。

ライセンス・マネージャ V2.08.00 (Linux)   

 

3.ライセンス・キーの取得(annual ライセンスの場合のみ)

  1. 製品パッケージに同梱されている「ライセンス取得コード」をお手元にご用意ください。
  2. 当社ホームページのMy Renesas にログインしてください。My Renesas:https://www.renesas.com/myrenesas
  3. メニューの「サブスクリプション・ライセンスキー取得」から、1.のライセンス取得コードを登録し、ライセンス・キーを取得してください。

※ ライセンス・キーの有効期限は取得(ライセンス取得コードの登録)時点から一年間です。
  2年目以降の継続のための再取得時などは、前回のライセンスの期間と重複させない方が長い期間の利用ができます。

 

4.ライセンス・キーの登録

permanentライセンスの場合は、製品パッケージに同梱されている「ライセンス・キー証書」をお手元にご用意ください。
annualライセンスの場合は、「3.ライセンス・キーの取得」手順に沿って取得したライセンス・キーをご用意ください。

ノードロック・ライセンスの場合

【Windowsをご使用の場合】   
こちらのビデオを参考に以下を実施してください。(0:25~1:18)

  1. Windowsスタートメニュー(または「全てのプログラム」)からRenesas Electronics Utilities を選び、次にRenesas License Manager を選んでください。
  2. アップグレードライセンスの場合は、「ライセンス・マネージャ」ウィンドウに、アップグレードの元となるライセンスが表示されていることをご確認ください。Note1
  3. 「ライセンスを追加(D)」ボタンを押して「ノードロック・ライセンスを追加」ウィンドウを表示してください。
  4. 「次のライセンス・キーを追加する(K)」に、ライセンス・キーを入力し、「追加(A)」を押してください。
  5. 「ライセンス・マネージャ」ウィンドウに、購入したライセンスの製品名が表示されていることをご確認ください。
    *annual ライセンスの場合は、登録したライセンスを選択するとウィンドウ下部にライセンスの種類と使用期限が表示されます。
  6. 「終了(Q)」を押して、ライセンス・マネージャを終了してください。

【Linuxをご使用の場合】   

  1. ライセンスを追加する場合、ターミナル上で以下を入力してください。
    $ /usr/local/renesas-mcutools/bin/license-manager --add <ライセンス・キー>
  2. 登録されたライセンス情報を確認する場合、ターミナル上で以下を入力してください。
    $ /usr/local/renesas-mcutools/bin/license-manager --list
  3. その他の使用方法については,ターミナル上で以下を入力してください。
    $ /usr/local/renesas-mcutools/bin/license-manager --help

フローティング・ライセンスの場合

こちらのビデオを参考に以下を実施してください。
なお、アップグレードライセンスの場合は事前に「フローティング・ライセンス・サーバ管理」ウィンドウに、アップグレードの元となるライセンスが表示されていることをご確認ください。Note1

  1. サーバ側マシン:フローティング・ライセンス・サーバによるライセンス・キー登録 (1:11)
  2. クライアント側マシン:ライセンス・マネージャによるフローティング・ライセンス用の初期設定 (1:42)

上記の手順は以下のマニュアルでもご確認いただけます。

フローティング・ライセンス・サーバ V2.04.00 ユーザーズ・マニュアル Rev.1.00 (PDF | English, 日本語)
ライセンス・マネージャ・ユーザーズマニュアル|2.3.6 フローティング・ライセンスの初期設定を行う

※ ライセンス・マネージャ V2.08.00(Windows, Linux)はマルチユーザ環境のフローティング・ライセンスに対応しました。フローティング・ライセンス管理用ソフトウェア V2.08.00 (Windows)が必要です。

Note

  1. アップグレードライセンスの場合に確認が必要となるアップグレードの元となるライセンスは以下を参考にしてください。
    なお、表示されていない場合は、事前にアップグレードの元となるライセンスを登録した上で、アップグレードライセンスを登録してください。

  ■バージョンのアップグレードライセンス(Professional版)の場合:同じコンパイラの前バージョンのProfessional版
   例:CC-RX V3 アップグレード(バージョン)であれば、「Compiler Professional V2 for RX (CC-RX)」の表示を確認
  ■バージョンのアップグレードライセンス(Standard版)の場合:同じコンパイラの前バージョンのStandard版、もしくはProfessional版
   例:CC-RH V2 アップグレード(バージョン)であれば、「Compiler Standard (or Professional) V1 for RH850 (CC-RH)」の表示を確認
  ■エディションのアップグレードライセンスの場合:同じコンパイラの同バージョンのStandard版
   例:CC-RX V3 アップグレード(エディション)であれば、「Compiler Standard V3 for RX (CC-RX)」の表示を確認

 

これで、コンパイラ製品版を利用する準備が整いました。


 

5.ツールユーザ登録(推奨)

ご使用製品の管理(紛失防止)のため、購入された弊社ツール製品のユーザ登録を推奨しています。

登録方法

  1. MyRenesasメニューから[ソフトウェア/ツールユーザ登録]をクリック
  2. ”Software/Tools Registered”ページで[追加]をクリック
  3. ”ソフトウェア/ツールの登録”ページで、下記のような製品情報を入力して、[登録]をクリック
    Product category:Compiler/Assembler
    製品名     : (例) RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ [CC-RX]
    ライセンスキー :上記「4.ライセンス・キーの登録」で登録したライセンス・キー

     

関連マニュアル

各コンパイラ製品ページ

FAQ

 


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