~サプライチェーンの社会的責任を推進するグローバルな企業連合「RBA」加盟により、高度な倫理・社会基準の遵守を表明~
ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:柴田 英利、以下、ルネサス)は、このたび、グローバルなサプライチェーンにおける企業の社会的責任を推進する企業連合「Responsible Business Alliance」(本部:米国バージニア州、以下、RBA)に加盟しました。RBAは、2004年に設立された非営利組織で、グローバルなサプライチェーンによって影響を受ける労働者とコミュニティの権利と福祉を世界中で支援しています。
ルネサスは、RBA加盟企業として、RBAのビジョンとミッションを全面的に支持し、製造プロセスにおいて環境への責任を持つこと、労働者が敬意と尊厳をもって処遇されることなどのRBAの行動規範を遵守します。
RBAのビジョン
グローバルサプライチェーン全体で労働者、環境、ビジネスに持続可能な価値をもたらす企業連合を目指す。
RBAのミッション
RBAの加盟企業、サプライヤーおよび利害関係者が協力し、先進的な基準や手法を用いて労働条件や環境条件、さらに業績を改善する。
RBAは、社会・環境・倫理面における業界標準のセットである行動規範を規定しています。行動規範に定められた基準は、世界人権宣言、ILO国際労働基準、OECD多国籍企業ガイドライン、ISOおよびSA基準など、国際的な規範および基準を参照しています。
ルネサスの代表取締役社長兼CEOの柴田 英利は、次のように述べています。
「今般のRBAへの加盟は、事業遂行上のあらゆる面において、誠実性と倫理的ガバナンスの追求に最善を尽くす、というルネサスのコミットメントを強く表明するものです。ルネサスは、持続可能なグローバルサプライチェーンを実現するために、自社の事業だけでなくサプライチェーン全体においてRBAの行動規範を遵守し、事業を遂行してまいります。」
Responsible Business Alliance (RBA)について
Responsible Business Alliance (RBA)は、グローバルサプライチェーンにおける社会、環境、倫理面の改善に取り組む先進企業から成る非営利組織です。RBAは行動規範を示しており、継続的な改善をサポートするためのさまざまなプログラムやトレーニング、評価ツールを提供しています。RBA、Responsible Minerals Initiative(RMI)、Responsible Labor Initiative(RLI)、Responsible Factory Initiative(RFI)に加盟するメンバーは約400あり、その合計年間収益は7.7兆ドル超、直接雇用している人数は2,150万人以上で、製品を製造している国は120以上にのぼります。