​IDT製トランスミッタの搭載により、Belkinの新しいワイヤレス充電パッドは WPCとPMAいずれのワイヤレス給電規格準拠のモバイルデバイスを充電

2016年1月8日

IDT®社(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)とBelkin Internationalは本日、Belkin初のデュアルモードワイヤレス充電器の一般ユーザー向け販売を開始することを発表しました。IDTのデュアルモードワイヤレス給電トランスミッタを搭載したBelkinのユニバーサルワイヤレス充電パッド/充電器Belkin Universal Wireless Charging Pad + Chargerは、優れた柔軟性を備えており、2つの主要なワイヤレス給電規格を両方ともサポートします。Belkinの新しいユニバーサルワイヤレス充電パッドを利用することで、WPC(ワイヤレスパワーコンソーシアム)のQi規格またはPMA(パワーマターズアライアンス)規格に準拠したモバイルデバイスやウェアラブルデバイスを充電することができます。

 この最新の充電パッドにより面倒なケーブルが不要になるため、家庭やオフィスなど、場所を問わずに使いやすい充電環境が実現します。

 Belkinの製品管理担当ディレクタであるMelody Tecson氏は、次のように述べています。「主流の民生用電子機器市場でワイヤレス給電が急速に普及する中、一般ユーザーが『この充電器は自分の端末に対応しているのか』と悩むようなことがあってはなりません。IDTのデュアルモードトランスミッタを採用することで、Belkinは最高品質の電磁誘導充電器を求めるお客様に向けて、“いつでもどこでも使える”ソリューションを提供します」

 Belkinのデュアルモードユニバーサルワイヤレス充電パッドは、belkin.comまたはBelkinの正規販売代理店から入手可能です。BelkinはこれまでにQi規格専用のワイヤレス充電パッド/充電器を販売しており、今回の新充電パッドはBelkinが提供する2つ目のワイヤレス給電ソリューションとなります。

 IDTのワイヤレス給電トランスミッタ/レシーバは、世界各地のスマートフォン、ウェアラブルデバイス、家具、各種アクセサリ製品に利用されています。また、IDTは昨年、ワイヤレス給電リファレンスキットの提供を開始しています。このキットにより、さまざまな製品設計において、ワイヤレス給電機能を組み込むプロセスが劇的に簡素化されます。

 IDTのワイヤレス給電部門製品マーケティング担当ディレクタであるLaurence McGarryは、次のように述べています。「ワイヤレス給電において最も重要なポイントは、いかにシンプルに実現するかということであり、ワイヤレス給電の技術革新を牽引するIDTは、このことを誰よりも理解しています。多様なワイヤレス給電規格についてあれこれと気にするのはエンジニアの側の問題であって、一般ユーザーがワイヤレス給電の利便性だけを享受できるようにするべきです。Belkinの新しいデュアルモード充電パッドは、この点が十分に考慮されています」

Belkinについて

 Belkinは、人々の想いに基づいた製品を開発しており、テクノロジーの力を用いて、人と、その人が好きなものとを結び付けます。優れた受賞歴を誇るBelkinの製品ラインとしては、Valet™ Apple Watch+iPhone用充電ドック、QODE™キーボード、各種のケーブルや電源製品などがあります。Belkinの製品は、家庭や学校、オフィスなど、ユーザーがどこにいたとしても、その人に合わせて楽しく効率的に新技術を利用できるよう設計されています。1983年に設立された株式非公開企業のBelkinには、現在、30カ国以上の国に1500人を超える社員がいます。

 Belkinの詳細については、http://www.belkin.com/aboutus/をご覧ください。また、最新情報については、Facebook(facebook.com/belkin)やTwitter(Twitter.com/belkin)をフォローしてください。

IDT社のワイヤレス給電

 IDTはワイヤレス充電器向けのワイヤレス給電トランスミッタおよびレシーバー・ソリューションにおけるリーダーであり、規格認証済み製品の広範なポートフォリオによって主要な規格とテクノロジーに対応しています。IDTは電磁誘導と磁界共鳴いずれのテクノロジーの専門技術においても実績があり、WPC (ワイヤレスパワーコンソーシアム)、PMA (Power Matters Alliance)、A4WP (Alliance for Wireless Power) に理事として積極的に参加しています。IDTは、WPCとPMAの両規格に準拠した、業界初のシングルチップ・トランスミッタ、最高出力のシングルチップ・レシーバー、業界初のデュアルモード・レシーバーICなど、受賞歴のある革新的な製品を数多く発表しています。業界の大手ユーザーはIDTのリーダーシップを高く評価し、次世代ワイヤレス給電ソリューションのシリコン・ベンダーとして当社と提携しています。

IDT社について

 IDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステムレベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これら技術を利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供しています。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market®市場で取引されています。証券コードは「IDTI」。IDTに関する詳しい情報はwww.idt.comをご覧ください。FacebookLinkedInTwitterYouTubeGoogle+ でもお調べいただけます。

  IDTおよびIDTのロゴは、Integrated Device Technology Inc.の商標または登録商標です。製品やサービスを特定するために使用されるその他のブランド名、製品名、マークは、各所有者の商標または登録商標の場合があります。

《本プレスリリースに関するお問合せ先》

日本アイ・ディー・ティー(IDT)合同会社

〒105-0012 東京都港区芝大門1-9-9 野村不動産芝大門ビル6F

マーケティング コミュニケーションズ 本田 真由美

TEL: 03-6453-3039 FAX: 03-6453-3011 E-mail: [email protected]

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