IDT、定インピーダンス技術搭載の広帯域 SPST 吸収型 RF スイッチを発表

2016年11月1日

IDT®(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、広範囲な無線と RF の用途向けに開発された新しい広帯域 SPST(単極単投)吸収型スイッチを発表しました。周波数帯域が 30~8000 MHz と幅広い IDT® F2910 は、非常に優れた RF 性能を発揮する高線形性、低挿入損失 50-ohm のスイッチで、4G/LTE-Advanced 基地局、携帯無線アプリケーション、ポイントツーポイント、防災無線インフラ、試験装置に理想的です。

F2910 は、業界初の IDT Kzコンスタントインピーダンス技術を採用しており、RF ポート間のスイッチングの際、ほぼ一定のインピーダンスを維持し、ホット スイッチの耐久性を向上させます。また、アイソレーション モード時に出力ポート終端でインピーダンス 50-ohm を実現し、優れた線形性とアイソレーション性能を提供します。

F2910 は単一電源を使用し、3.3 V /1.8 V 制御信号をサポートしており、設計を容易にします。

RF 部門担当ゼネラルマネージャである Duncan Pilgrim は、次のように述べています。「革新的で、高性能なデバイスを RF市場に提供し続けるという IDT のコミットメントの最新例がこの F2910 です。IDT 独自の Kz テクノロジーを広帯域 SPST 吸収型スイッチに採用することで、技術者が広範な RF 用途向けに求めているニーズを満たす、あるいはニーズを超えたスイッチを提供できます」

 

F2910 の主な特徴

  • 周波数帯域: 30 ~ 8000 MHz
  •  4 GHz 時の RF 性能
    •  IL = 0.67 dB
    •  アイソレーション = 41 dB
    •  RL = 20 dB
    •  IIP3 = 65 dBm
    •  IIP2 = 118 dBm
    •  P1dB = +35 dBm
  •  供給電圧: 2.70 V ~ 5.50 V
  •  スイッチング時間 = 265ns
  •  1.8 V または 3.3 V 制御信号
  •  動作温度範囲: -55 °C ~ +105 °C
  •  競合デバイスとピン互換

IDTについて

IDT 社(Integrated Device Technology, Inc.) はお客様のアプリケーションを最適化できるシステムレベルのソリューションを開発しています。RF、タイミング、ワイヤレス給電、シリアルスイッチ、インタフェース、車載用のASIC、バッテリマネジメントIC、センサーシグナルコンディショナICや環境センサーなどの市場をリードするIDT製品は、通信、コンピュータ、コンシューマ、車載、産業向けの用途に広範囲なミックスドシグナルソリューションを提供しています。本社はカリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社 の株式は NASDAQ Global Select Stock Market®で取引されています。証券コードは「IDTI」。詳しくはwww.idt.comをご参照ください。FacebookLinkedInTwitterYouTubeGoogle+ もご参照ください。

 

IDT、IDTのロゴおよびZMDIは、Integrated Device Technology Inc.の商標または登録商標です。製品やサービスを特定するために使用されるその他のブランド名、製品名、マークは、各所有者の商標または登録商標の場合があります。

 

本プレスリリースに関するお問合せ先》
日本アイ・ディー・ティー(IDT)合同会社
〒105-0012 東京都港区芝大門1-9-9 野村不動産芝大門ビル6F
マーケティング コミュニケーションズ 本田 真由美
TEL: 03-6453-3039 FAX: 03-6453-3011  E-mail: [email protected]

  

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