IDT ®(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は
本日、高集積でスケーラブルな次世代電源管理IC(PMIC)「IDT® P9180A」の出荷開始を発表しました。IoT、サーバー、マイクロサーバー、ストレージ、組み込み、産業用といった市場のさまざまなアプリケーションをターゲットとしています。プログラマブルなP9180A PMICは、柔軟で使いやすく、幅広い市場の多様な電源要件に対応し、今日のSoC、FPGA、ASICに求められる電源ニーズを満たします。
IDTの革新的な分散型電源アーキテクチャによりP9180Aはスケーラブルな電源管理機能を実現し、
分散型電源ユニット(DPU)をシステムに追加することで、P9180A単独の場合の性能を超えた電源のスケーラビリティを可能にします。IDT P9148 DPUは、独自開発の2線式インタフェース設計を通じて通信を行うため、電源サブシステムが大幅に簡素化され、システム全体にわたって最適な電源リソースの分配を実現できます。このような優れた分配機能により、通常のPMICであれば発生することの多いEMIや熱、シグナルインテグリティに関する問題を回避、解消することが可能になります。
P9180Aと付属DPUの設定とシーケンスは、OTP(ワンタイムプログラマブル)設定オプションによりカスタマイズ可能です。これにより、同一の電源アーキテクチャを再利用しつつ、デバイスのスケーラビリティと柔軟性を最大限に活用することで、価格や機能、処理性能に関して幅広い選択肢を備えた広範なソリューションファミリを構築できます。
IDTのコンピューティングおよび通信部門担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャであるSean Fanは、次のように述べています。「P9180Aは、多様な電源ニーズに対応するプラットフォームの開発向けに、優れた柔軟性と拡張性を提供するシングルチップソリューションです。P9180A PMICとに組み合わされるIDTのDPUテクノロジーは、他のPMICベンダーをの差別化を図るユニークなコンビネーションとスケーラブルな電源拡張性、高度な統合性を提供します。」
DPUによるIDT独自のアプローチは、P9180Aをボードごとの違いによる時間のかかる検証作業なしにさまざまなボード、フォームファクタ、プラットフォームを横断して利用することを可能にします。その結果、市場投入時間を短縮し、収益性を高めることができます。
P9180Aは、IMVP8/VR12.1(Intel Mobile Voltage Positioning)仕様に準拠するよう設計されており、5mV刻みの拡張型電圧ID範囲をサポートします。非常に柔軟で使いやすいプログラマブルなGUIが付属されています。また、P9180Aは、高速I2Cインタフェースを通じて、非SVIDエンドアプリケーションでも利用できます。
IDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステムレベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これら技術を利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器、車載、産業用の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供しています。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market®市場で取引されています。証券コードは「IDTI」。IDTに関する詳しい情報はwww.idt.comをご覧ください。Facebook、LinkedIn、Twitter、YouTube、Google+ でもお調べいただけます。
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