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IDT、DOCSIS 3.1 ケーブルネットワーク機器対応の RFスイッチを発表

高線形性の 75Ωスイッチの製品群で次世代のケーブル規格に対応する最初の製品 広帯域 SPDT 吸収型 RF スイッチF2970

2016年12月5日

IDT®(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、最新のケーブルネットワーク機器に最適な新しいSPDT(単極双投) 吸収型スイッチを発表しました。IDT® F2970 は、高線形性の 75Ω 広帯域スイッチで、DOCSIS 3.1 規格に対応しており、ヘッドエンドからファイバーノードおよび分配増幅器まで、次世代のケーブルテレビ機器やブロードバンドアプリケーションに最適です。

DOCSIS (Data Over Cable Service Interface Specification)は、高帯域幅ケーブルモデムを経由したデータ転送のための国際規格です。新しい3.1規格では、ビットあたりの価格を低く抑えて各家庭とのデータのやり取りが可能なデータパイプを増大させています。

 「DOCSIS 3.1 規格の要件を満たすことにより、F2970は、多数の高度なケーブルシステムやその他の高性能RFアプリケーションに展開することが可能となりました。」と、IDTのRF Divisionのゼネラルマネージャ、 Duncan Pilgrim は述べています。「このデバイスは、低挿入損失と高アイソレーションの優れた組み合わせを提供し、クロストークや信号劣化を抑えながら、経路損失を最小限にします。」

F2970 は、5~3000MHz の広範な周波数範囲に渡って高線形性を実現しており、CATVネットワーク全体を通じて、上り・下りの両方のシグナルチェーンでスイッチを使用できます。44dBmVの出力の77および110チャネルで、-90dBc の複合三次歪(CTB)および複合二次歪(CSO)特性があります。

このデバイスは、-40°C~+105°Cの広範な動作温度範囲、1200MHz時にわずか0.32dBの低挿入損失、1200MHz時に68dBの高アイソレーションを特徴としています。F2970は、正の単一供給電圧で動作し、3.3Vのロジックをサポートします。

F2970 は、4mm×4mm 20ピンQFN パッケージにパッケージングされており、サンプル、量産についても対応しています。価格は1,000個発注時に1個93セント、評価ボードは 125米ドルです。

IDTについて

IDT 社(Integrated Device Technology, Inc.) はお客様のアプリケーションを最適化できるシステムレベルのソリューションを開発しています。RF、タイミング、ワイヤレス給電、シリアルスイッチ、インタフェース、車載用のASIC、バッテリマネジメントIC、センサーシグナルコンディショナICや環境センサーなどの市場をリードするIDT製品は、通信、コンピュータ、コンシューマ、車載、産業向けの用途に広範囲なミックスドシグナルソリューションを提供しています。本社はカリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社 の株式は NASDAQ Global Select Stock Market®で取引されています。証券コードは「IDTI」。詳しくはwww.idt.comをご参照ください。FacebookLinkedInTwitterYouTubeGoogle+ もご参照ください。

IDT、IDTのロゴおよびZMDIは、Integrated Device Technology Inc.の商標または登録商標です。製品やサービスを特定するために使用されるその他のブランド名、製品名、マークは、各所有者の商標または登録商標の場合があります。

《本プレスリリースに関するお問合せ先》
日本アイ・ディー・ティー(IDT)合同会社
〒105-0012 東京都港区芝大門1-9-9 野村不動産芝大門ビル6F
マーケティング コミュニケーションズ 本田 真由美
TEL: 03-6453-3039 FAX: 03-6453-3011  E-mail: [email protected]

  

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