スマートウォッチやフィットネスモニターなど、各種ウェアラブルデバイスにおいて ワイヤレス給電機能を組み込む際の障壁を取り除く、使いやすい高効率リファレンスキット
IDT®(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は
本日、ワイヤレス給電機能を簡単かつ低価格で小型電子機器に搭載できるようにする、新しいワイヤレス給電リファレンスキットを発表しました。この新しいQiベーストランスミッタ/レシーバリファレンスキットは、スマートウォッチや、ヘッドフォン、ヘルスケア/フィットネストラッカー、ポータブル医療機器など、必要電力3W以下の設計をターゲットとしています。0.5~3Wのアプリケーションに適した新リファレンスキットは、トランスミッタ(P9235A-R)とレシーバ(P9027LP-R)を両方とも含み、3種のコイルサイズを選択できるため、さまざまなアプリケーション、フォームファクタ、電力レベルがサポートされます。
今回の包括的なリファレンスキットは、IDTが昨年導入した革新的な5 W リファレンスキットをベースとしており、迅速なプロトタイプ作成を可能にします。超小型機器を設計する際、わずか数時間でワイヤレス給電機能を組み込むことができます。
IDTのコンシューマ製品部門担当バイスプレジデントであるDave Shepardは、次のように述べています。「IDTは先日、ワイヤレス給電デバイスの累計出荷数が7000万個を超えたことを発表しました。ワイヤレス給電が本格的な普及段階に入ったと言えるでしょう。今後は、スマートウォッチやヘルスケア/フィットネスモニターといった分野でもワイヤレス給電の普及が進むと考えられます。IDTではこれまで、使いやすい5Wリファレンスキットを通じて、専門知識や予算、時間がなくてもカスタムソリューションを開発できるよう、お客様を支援してきました。今回の低消費電力リファレンスキットも、ウェアラブルデバイスの新分野で同様の成功を収めることができるものと確信しています」
リファレンスキット付属のレイアウトモジュールは、システムボードへすぐに転用可能です。BOMは十分な検証の上で最適化されているため、推測ではなく正確にコンポーネントを選択できるようになります。また、広範なデジタルツールライブラリにより、アプリケーションの規模にかかわらず、設計とサポートに関する従来の障壁が取り除かれます。サポートツールとしては、ユーザーマニュアル、レイアウトガイド、レイアウトデータ、回路図、部品表(BOM)、ガーバーファイルなどがあります。3Wで最大80%のシステム効率を達成するこのリファレンスキットは、ドロップイン式のリファレンスレイアウトを通じてシームレスな統合を実現し、最適な熱設計を可能にします。
Digi-Key Electronicsのグローバルセミコンダクタ部門担当バイスプレジデントであるDavid Stein氏は、次のように述べています。「今回の新リファレンスキットにより、Digi-Keyのお客様は、小型電子機器にワイヤレス給電機能を迅速に搭載できるようになります。5Wリファレンスキットと同様、翌日には配送されるため、コンセプトからプロトタイプへの移行を24時間以内に実現できます」
詳細については、http://www.idt.com/WP3W-RKをご覧ください。また、下記の動画もご覧ください。
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IDT 社(Integrated Device Technology, Inc.)は、顧客の用途に最適化したシステムレベルのソリューションを開発します。タイミング、シリアル・スイッチ、インタフェース、アナログやシステムに関する専門技術で市場のリーダーシップをとっています。これら技術を利用して、通信、コンピュータ、民生用電子機器、車載、産業用の分野で、特定の用途に完全に最適化したミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供しています。本社は、米国カリフォルニア州サンノゼ。世界中に設計、製造、販売の拠点があります。IDT社の株式はNASDAQ Global Select Stock Market®市場で取引されています。証券コードは「IDTI」。IDTに関する詳しい情報はwww.idt.comをご覧ください。Facebook、LinkedIn、Twitter、YouTube、Google+ でもお調べいただけます。
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