2024年2月8日
本日付「2023年12月期決算短信〔IFRS〕(連結)」で公表した2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)の連結業績につきまして、前期実績値(2023年12月期、2022年1月1日~2022年12月31日)との間に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。
なお、当社は当該期間に係る業績予想について、財務会計上の数値(IFRS)で公表してないため、増減につきましては実績値と比較しています。
記
1. 2023年12月期通期連結業績の前期実績との差異
(単位:百万円)
売上収益 | 営業利益 | 税引前利益 | 当期利益 | 親会社の所有者に帰属する当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|
前期実績値(A) (2022年12月期) | 1,500,853 | 424,153 | 362,282 | 256,770 | 256,615 |
当期実績値(B) (2023年12月期) | 1,469,415 | 390,766 | 422,173 | 337,311 | 337,086 |
増減額(B-A) | △31,438 | △33,387 | 59,891 | 80,541 | 80,471 |
増減率(%) | △2.1% | △7.9% | +16.5% | +31.4% | +31.4% |
2. 差異が生じた理由
2023年12月期の売上収益は、前期比で2.1%減少し1兆4,694億円となりました。これは、主に円安の影響により自動車向け事業の売上収益が増加した一方で、PC/携帯電話やコンシューマ向け市場等の軟化に伴い、産業・インフラ・IoT向け事業の売上収益が減少したことによるものであります。
売上収益の減少とそれに伴う製品ミックスの悪化などにより売上総利益は減少し、さらに、研究開発費の増加などにより、営業利益も前期比で334億円の減少となりました。一方で、グループ会社間の資金管理方法変更による為替差損の縮小などにより、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前期比で805億円の増加となりました。
以 上