2024年10月31日
ルネサス エレクトロニクス株式会社(以下ルネサス)は、昨年発表した組織再編に続き、より一層焦点を絞り、更なる成長を加速するため、本日、以下の2025年1月1日付のリーダーシップチームの変更を発表しました。本変更は、ルネサスの成長戦略を進化させ、急激に変化する半導体市場において、長期的に発展するための体制強化を目的としています。
- 執行役員 兼 アナログ&コネクティビティ担当ジェネラルマネージャーのDavin Lee(デーヴィン・リー)が、新たにエンベデッドプロセッシングも管掌し、執行役員 兼 アナログ&コネクティビティおよびエンベデッドプロセッシング担当ジェネラルマネージャーに就任します。アナログ&コネクティビティとエンベデッドプロセッシングは引き続き、個別のプロダクトグループとして存続し、どちらもDavin Leeが率いることとなります。Davin Leeは、ルネサスのアナログ製品や多岐にわたるコネクティビティ製品に加え、さらには、汎用的なカタログ組み込みプロセッサ全般を管掌します。
- 現Acting CSMO(Chief Sales & Marketing Officer)の長谷川夕也(はせがわ ゆうや)が、執行役員 兼 CSO(Chief Sales Officer)に就任します。長谷川夕也は、2024年10月31日付で執行役員 兼 CSMOを辞任しルネサスを退社するBobby Matinpour(ボビー・マティンプール)の後任として、Acting CSMOに今月就任しました。長谷川夕也は、グローバルセールス機能全体をGo-to-market戦略に沿ってリードし、ルネサスの全製品ポートフォリオ、顧客セグメント、地域で売上を拡大することを目指します。
- ルネサスは、品質保証機能について、生産、サプライチェーンマネジメント、調達の各機能を包含するオペレーション組織に統合し、事業運営と戦略的な取り組みをさらに効率化します。
これに伴い、現執行役員 兼 品質保証ヘッドの片岡健(かたおか たけし)が、オペレーションを管掌することとなり、執行役員 兼 オペレーションヘッドに就任します。
片岡健は、現執行役員常務 兼 オペレーションヘッドのSailesh Chittipeddi(サイレッシュ・チッティペディ)の後任となります。
Sailesh Chittipeddiは、2024年12月31日付でルネサスを退社します。
Sailesh Chittipeddiは、オペレーションヘッド以前には、ルネサスの産業・インフラ・IoT事業を率いてきました。Sailesh Chittipeddiのリーダーシップのもと、ルネサスはオーガニックな売上とセグメント利益の大幅な増加を実現しました。ルネサスが大きく変化を遂げたこの時期に5年以上にわたり、ルネサス製品の優位性をさらに高めることに大きく貢献しました。
- 現ヴァイスプレジデント 兼 エンジニアリングヘッドのBalaji Kanigicherla(バラジ・カニギチェラ)が、吉岡真一(よしおか しんいち)とともに、Co-CTOに就任します。Balaji Kanigicherlaと吉岡真一は、Co-CTOとしてエンジニアリング組織をリードし、ルネサスのエンジニアリング機能の効率化のさらなる向上に注力するとともに、長期的かつ戦略的なR&Dイニシアティブを着実に推進していきます。
以上の新リーダーは全員、CEOの柴田英利に直接レポートします。
以 上
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