2011年3月31日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:赤尾 泰、以下ルネサス)とドイツの半導体会社TELEFUNKEN Semiconductors GmbH & Co. KG(President / CEO:Subba Rao Pinamaneni、本社:ドイツ ハイルブロン市)は本日(米国時間3月30日)、ルネサスの100%出資子会社Renesas Electronics America Inc.(President & CEO:Daniel Mahoney、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ市)の半導体前工程工場(所在地:米国カリフォルニア州ローズビル市、以下ローズビル工場)を、 TELEFUNKEN Semiconductors GmbH & Co. KGと同じグループ企業のTELEFUNKEN Semiconductors International LLC.(以下TELEFUNKEN)に譲渡する契約を締結いたしました。譲渡金額は約5,300万米ドル(約43億円)、譲渡は2011年5月2日に完了する計画です。

 ルネサスは、昨年7月に発表した「100日プロジェクト」において 自社生産能力についてはウエハの大口径化・プロセスの微細化・集中生産化による生産効率の改善を推進するべく、すべての生産拠点について様々な施策の検討を進めております。こうした検討を進める中で、半導体事業の拡大に向けて新たな生産拠点を検討していたTELEFUNKENにローズビル工場を譲渡することについて合意したものです。

 TELEFUNKENは、買収したローズビル工場の8インチ生産ラインを、アナログ/ミックスドシグナル/高耐圧半導体などの自社製品、および戦略顧客からの受託製品の生産に活用してまいります。

 またルネサスとTELEFUNKENは、現在ローズビル工場で生産中のルネサスの製品に関し、TELEFUNKENに生産を委託する契約を締結いたします。TELEFUNKENはローズビル工場の設備を活用し、これまでと同様に品質の高い製品をルネサスの顧客へ提供します。

 そしてルネサスは、ローズビル工場内に有する品質保証センターを今後もルネサスとして運営を継続することにより、引き続き欧米市場の顧客ニーズに応えてまいります。

 なお、ローズビル工場の譲渡の概要は別紙をご参照ください。

以 上


ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。

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