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ベトナムの半導体設計会社がベトナム計画投資省より優良企業賞を受賞

2010年5月17日

 ルネサス エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:赤尾 泰、以下ルネサス)のベトナムの半導体設計会社「ルネサスデザインベトナム(Renesas Design Vietnam Co.,Ltd.)」は、このたび、ベトナム計画投資省より優良企業賞(注1)を受賞いたしました。

 同賞は、ベトナム計画投資省が、過去5年間においてホーチミン市の産業発展に顕著な貢献をした外資系企業を優良企業として選定し、表彰しているものです。

 5月14日に、ホーチミン市において授賞式が開催され、ベトナム投資計画省より、ルネサスデザインベトナムを含む14社に表彰状が授与されました。

 ルネサスデザインベトナムは、ルネサスが2004年に初めてベトナムに開設した設計拠点であり、社員30人からスタートしました。積極的な現地採用と人材教育を進めた結果、設立後5年で社員を16倍以上に拡充し、現在は約500人の設計者を抱えるルネサス最大の海外設計拠点に発展しています。同社で設計した家電や自動車など幅広いアプリケーション向けSoCは、世界中の顧客に採用されています。さらに、現地大学とも良好な関係を築いており、ベトナムの複数大学に半導体設計講座を提供すると共に、ホーチミン自然科学大学で過去4年にわたりマイコンカーラリー大会(注2)に協賛し、半導体技術者育成にも寄与しています。このたびの受賞は、こうした長年にわたるベトナムやホーチミン市のIT産業への貢献が高く評価されたものと考えています。

 今回の優良企業賞受賞について、ルネサスデザインベトナムPresident & CEOの原 英夫は以下のとおりコメントしています。

 「ルネサスデザインベトナムは、ルネサスの主要設計拠点の一つとして、比較的短期間でその陣容を拡大できました。それもひとえに、政府・大学など地元関係者の皆様のご協力のおかげです。更には、今回貴重な賞をいただくことができ、大変誇らしく思うと共に、お世話になった皆様に改めて感謝いたします。今回の受賞を励みとして、ルネサスデザインベトナムの設計体制をいっそう強化してまいります。」

(注1)優良企業賞: 正式名称は、「過去5年間においてホーチミン市の社会・経済の発展に顕著な貢献をした優良企業を称える賞」。

(注2)マイコンカーラリー大会: ルネサスのマイコンを搭載した車体に、独自に設計した走行用プログラムを入力して、自動で規定コースを走らせそのスピードを競う競技。日本では、「ジャパンマイコンカーラリー大会」として1996年から14年にわたり毎年開催している。

ルネサスデザインベトナムの概要

会社名:
ルネサスデザインベトナム
(英文名称 : Renesas Design Vietnam Co.,Ltd.)
所在地:
ベトナム ホーチミン市
代表者:
President & CEO 原 英夫
資本金:
1,020万USドル
事業内容:
ハードウェア設計、ソフトウェア設計、論理検証、評価、設計付帯業務などのシステムLSI設計業務全般
従業員数:
約500名(2010年5月現在)

以 上


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