~サステナビリティレポートを初めて発行し、サステナビリティやパーパス“To Make Our Lives Easier”実現に向けた取り組みを紹介~
ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO: 柴田 英利、以下ルネサス)は、このたび、ルネサス初となる「2022 サステナビリティレポート」を発行しました。同レポートでは、ルネサスのESG戦略や、2022年度の活動実績について英語で説明しています。あわせて、ルネサスがグローバルな事業展開とサプライチェーン、さらには労働環境において、国連の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)に対する取り組みについて、具体例とともに紹介しています。
ルネサスの代表取締役社長兼CEOの柴田 英利は、次のように述べています。
「ルネサスは、人々の暮らしを楽(ラク)にする技術を提供することで、より安全で、環境にやさしく、スマートな社会を築くことを目指しています。その使命の下、世界中で21,000人以上の従業員が一丸となり、半導体製品やソリューションを開発・提供しています。ルネサスの最新技術は、スマートファクトリーやスマートホーム、また、コネクテッドカーやEV向けなどで活用されています。ルネサスは、温室効果ガスの排出を抑え、天然資源を保護しながら、生活の質も高め、持続可能な未来の実現に直接貢献してまいります。」
「2022 サステナビリティレポート」の主な内容
Environment(環境)
ルネサスが掲げる環境保全の目標実現に向け、着実に前進しています。
- 2050年までのカーボンニュートラル達成に向けた決意を表明
- 温室効果ガス排出量を6.6%削減
- エネルギー使用量を1.2%削減
- 温室効果ガス排出量削減目標がSBT認証を獲得
- 水の利用効率(水総使用量原単位)を38%改善
- 水リサイクル率32%を達成
- 廃棄物リサイクル率92%を維持
- 環境データに関する第三者認証を獲得
- TCFD提言への賛同を表明し、情報開示を拡充
- 2022年度において、ルネサス グリーンデバイスが新製品開発の93%を占め、 関連製品を含め全売上収益の約60%に該当(詳細はレポートに記載)
Social(社会)
ルネサスは、従業員の安全、衛生、そしてキャリア開発に注力しています。またサプライチェーンにおいて、グローバルなESG目標を達成するべく、取引先に協力をいただいています。
- ウクライナ在住の従業員に対し緊急の資金援助や支援を提供
- 柔軟な働き方に関する制度、またグローバルに従業員への教育を拡充
- ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン (DE&I)に関する複数のセミナーやパネルディスカッションを開催
- ダイバーシティ推進やWomen in Technology(技術分野における女性活躍促進に向けた取り組み)など、全社横断の従業員リソースグループを拡大
- ルネサスグループ人権方針を制定し、初の人権デューデリジェンスを実施
- 人権に関するeラーニングに97%の従業員が参加
- 取引先を対象にした自己評価アンケートに9割以上の回答を受領し、ルネサスサプライヤー行動規範への同意を確認
- 日本国内の主要生産拠点すべてにおいてISO 45001認証を獲得
- CDP 2022サプライヤー・エンゲージメント・リーダーに選定
Governance(ガバナンス)
持続可能な形で、より機敏かつ迅速な課題解決と価値創出を実現するガバナンス体制を構築。
- 取締会役員女性比率20%の目標を2022年3月に達成
- 初のマテリアリティ(重要課題)分析を完了
- CEO/CFO/法務統括部長/人事統括部長/IT統括部長から成るセキュリティカウンシルを設置
- サイバーセキュリティを強化
- ルネサス エレクトロニクスグループ行動規範を改訂
「2022 サステナビリティレポート」全文は、renesas.com/SustainabilityReport2022からご覧ください。
以 上