~IDT買収完了後9か月で100種類の「ウィニング・コンビネーション」を提供、シームレスな統合でさらなる高付加価値の提供、新たな顧客ベースの拡大を加速~
ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:柴田 英利、以下ルネサス)は本日、2019年3月30日に買収を完了したIntegrated Device Technology, Inc. (以下、旧IDT)の、米国内での統合が予定通り完了し、2020年1月1日付でRenesas Electronics America Inc.(以下、ルネサス エレクトロニクス・アメリカ)として運営を開始したことをお知らせします。
ルネサスの代表取締役社長兼CEOの柴田 英利は次のように述べています。
「当社は、変化の激しい半導体市場において、世界をリードする組み込みソリューションプロバイダーとして、グローバルに勝ち残るために、アナログ製品のラインナップ強化やマイコン/SoC とアナログ製品をキットとしてお客様に提供するソリューション提案力の強化を進めています。IDTとの統合により、当社のこの成長戦略をさらに加速させ、インフラ、データセンターなど飛躍的に成長するデータエコノミー関連分野へ事業領域を拡大するとともに、産業・自動車分野でのポジション強化を実現します。両社のシームレスな統合により、今後さらにデジタルとアナログのシナジー発現を加速させ、より深く、より広い顧客へ高競争力・高付加価値の新ソリューションを提供すると共に、新市場開拓を推進してまいります。」
ルネサスの執行役員常務兼IoT・インフラ事業本部長兼ルネサス エレクトロニクス・アメリカのPresidentであるSailesh Chittipeddiは次のように述べています。
「ウィニング・コンビネーションと銘打ったルネサスとIDTの製品を補完的に組み合わせた包括的なソリューションを、買収完了後9か月で既に100種類ほど提案できており、統合シナジーの具現化は着実に進捗しています。今回、ルネサスとIDTが名実ともに一体となったことで、よりいっそう網羅的で付加価値の高いソリューションをお客様に提供してまいります。」
今回の米国での法人統合に伴い、米国では全拠点がすでにルネサスロゴを掲げています。ルネサスは引き続きアジアと欧州内における法人統合を進め、2020年後半には旧IDT子会社は原則として全て「Renesas」を冠した社名に変更し、オーガニックな成長を加速させてまいります。
製品ブランドについては、旧IDT製品は2020年1月より、ルネサスブランドとして販売されます(但し、現在量産中または開発中の製品、それらの派生品やマイナーチェンジ品を除きます)。
以 上
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