ルネサス エレクトロニクス株式会社（代表取締役会長兼CEO 作田 久男、以下、当社）は、平成26年3月期第3四半期連結累計期間（平成25年4月1日から平成25年12月31日）において、下記のとおり特別利益（事業譲渡益）および特別損失（事業構造改善費用）を計上いたしましたので、お知らせいたします。
1. 特別利益（事業譲渡益）の計上について
(1) 当社は、平成25年9月4日に公表した「子会社の異動を伴う株式等の譲渡に関するお知らせ」にてお知らせしたとおり、当社の連結子会社であるルネサス モバイル・ヨーロッパ社およびその子会社であるルネサス モバイル・インド社の全株式、ならびにLTEモデム技術に係る一部の資産をブロードコム・コーポレーションへ譲渡することを決定し、平成25年10月1日付けで当該譲渡を完了いたしました。本譲渡に伴い、平成26年3月期第3四半期連結会計期間において、事業譲渡益として153億円を特別利益に計上いたしました。
2. 特別損失（事業構造改善費用）の計上について
(1) 当社は、平成25年12月26日に公表した「海外関連子会社（孫会社）の事業活動の停止に関するお知らせ」に基づき、平成26年3月期第3四半期連結会計期間において、当該事業活動の停止に伴い発生した人件費関係費用等40億円を事業構造改善費用として特別損失に計上いたしました。
(2) 当社は、平成26年1月29日に公表した「半導体製造施設および設備の譲渡に関する契約締結のお知らせ」に基づき、平成26年3月期第3四半期連結会計期間において、当社の連結子会社に係る固定資産の譲渡予定日時点の帳簿予定価額を譲渡予定価額まで引き下げることによる減損損失等95億円を事業構造改善費用として特別損失に計上いたしました。
3. 今後の見通し
上記の特別利益および特別損失の計上による業績への影響につきましては、本日公表した「平成26年3月期 第3四半期 決算短信〔日本基準〕（連結）」に織り込み済みであります。
以 上
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