2015年5月12日
ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役会長兼CEO 作田 久男、以下、当社)は、平成27年3月期通期(平成26年4月1日から平成27年3月31日)において、下記のとおり特別損失を計上いたしましたので、お知らせいたします。
記
1. 特別損失(事業構造改善費用)の計上について
(1) 当社は、平成25年8月2日に公表した「当社グループの目指す方向性」の中の「2.構造改革」および平成27年4月30日公表の「連結子会社工場の一部(滋賀工場8インチライン)をロームに譲渡」にてお知らせしたとおり、平成27年3月期第4四半期において、当社の連結子会社であるルネサス セミコンダクタマニュファクチュアリング株式会社の半導体前工程製造拠点である滋賀工場の半導体8インチウエハ生産ラインの譲渡および賃貸を行う予定です。 このたび、譲渡および賃貸する生産設備、土地および建物について回収可能性を検討した結果、減損損失等62億円を事業構造改善費用として特別損失に計上しました。
(2) 当社は、平成26年7月9日に公表した「設計・開発体制の強化に向けた設計・開発機能の再編について」にてお知らせしたとおり、当社グループ内における設計・開発拠点の再編を進めています。 設計・開発拠点の再編に伴い、設備の撤去・移設費用や減損損失等92億円を事業構造改善費用として特別損失に計上いたしました。
2. 今後の見通し
上記の特別損失の計上による業績への影響につきましては、本日公表した「平成27年3月期 通期決算短信〔日本基準〕(連結)」に織り込み済みであります。
以 上
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