RL78/I1C (512KB) Fast Prototyping Board (RL78/I1C FPB)
RL78/I1C(512KB) Fast Prototyping Boardは、RL78/ I1C(512KB)マイコンを搭載し、アプリケーションの試作に特化した評価ボードです。
E2エミュレータLite相当のエミュレータサーキットを内蔵し、追加のツール無しでプログラムの書き込み/デバッグが可能です。Arduino Uno...
マイコン動作とファームウェア更新の同時実行を実現した常時動作するシステムに最適なソリューションです。スマート電力メータの場合、計量動作を全く停止させることなく、新しいファームウェアに変更することができ、使用電力量の課金ロスの問題を解決した業界初の技術です。
FOTAとは、Firmware update Over The Airの略称であり、機器を設置した後、マイコンのファームウェアを無線通信などにより、新しいファームウェアに書き換える機能のことです。
従来のFOTAは、新しいファームウェアをバッファ用のFlash ROMに格納し、マイコン内蔵のFlash ROMを書き換え、その後、リセット・再起動することで、ファームウェアが更新されます。しかしながら、この仕組みでは、マイコン機能が一時停止し、その間、システムが機能しない、情報を取得できない、などの問題が発生してしまいます。スマート電力メータの場合には、電力計量機能の停止による使用電力量の課金ロスの問題が生じるため、各国・地域のレギュレーションや電力事業者の要求に対応したファームウェア更新は困難でした。
RL78/I1C(512KB)では、デュアルバンク構成のFlash ROMおよびバンク入れ替え機能を搭載しました。Flash ROMの各バンクは独立して動作が可能であるため、Flash ROMのプログラミング中もマイコン動作を継続することができます。さらには、Flashバンク切り替え、新しいファームウェアの起動を、リセットレスで行うソフトウェア技術により、マイコン機能が全く停止することなく、新しいファームウェアに更新することができます。RL78/I1C(512KB)のFOTAソリューションは、スマート電力メータに限らず、常時動作が必要なシステムに適用可能です。
ルネサスのFOTAソリューションをご活用ください。
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分類 | タイトル | 日時 |
マニュアル-ソフトウェア | PDF 2.13 MB 英語 | |
マニュアル-ソフトウェア | PDF 1.70 MB | |
マニュアル-開発ツール | PDF 1.57 MB | |
マニュアル-ハードウェア | PDF 1.14 MB | |
概要 | PDF 306 KB | |
クイックスタートガイド | PDF 1.77 MB | |
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