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Taisei Kurokawa
Taisei Kurokawa
Application Engineer
掲載: 2023年8月10日

「マイコンを使ってゲームを作ろう!」シリーズの第2回では、RL78/G23RL78/G23 Fast Prototyping Board (FPB)を使って落ち物パズルの作成に挑戦します。

まだ開発環境の準備がお済みでない方は、下記ブログを参考ください。

【マイコン初心者必見】RL78で開発を始めよう!①

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Tetris Game with Using a Microcontroller

ハードウェア設計

ハードウェア設計で使用した部材を紹介します。

  • RL78/G23 FPB
  • Micro USB Type-B
  • 5×7青色ドットマトリクスLED (MOA20UB019GJ)×3
  • タクトスイッチ×4
  • 抵抗1kΩ×4、390Ω×21
  • コンデンサ0.33μF
  • トランジスタアレイ ソース型 (M54564P)
  • トランジスタアレイ シンク型 (TD62083APG)×3
  • Arduino用ユニバーサル基板 (AE-ARDUINO_UNI-G)×2
  • ピンソケット (FHU-1x42SG)
  • ピンヘッダ (PH-1x40SG)

下記の回路を、ユニバーサル基板上に実装しました。

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こちらが、完成したハードウェアです。

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Tetris Game Hardware Design
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Tetris Game Hardware Design with Arduino UNO

Arduino UNOに対応したユニバーサル基板の利用がオススメです。 FPBはArduino UNOコネクタを搭載しているので、簡単に配線できます。 ハードウェアの仕上がりをとても綺麗にすることが出来ました。

ソフトウェア設計

各周辺機能の初期設定にコード生成ツール (Smart Configurator) を使用しました。 使用する機能を選択するだけで、簡単にコードを生成することができるので、活用してみてください。

Smart Configuratorの使用手順を紹介します。

① 下の画像の赤枠の箇所をクリックし、Smart Configuratorを起動します。

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Smart Configurator Setup
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Smart Configurator Setup - Initial Settings

② 下の画像の赤枠のタブを選択し、クロックや周辺機能等の初期設定を行います。

③ 設定が終わったら、コードの生成をクリックします。

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Smart Configurator - Generate Code

Smart Configuratorの使い方の詳細は、下記ユーザーガイドをご参考ください。

Smart Configuratorは周辺機能の初期設定をサポートするだけでなく、周辺機能を使用する上で必要な関数も生成してくれます。 例えばタイマ・アレイ・ユニットのインターバル・タイマ機能を使用する場合、生成された関数をCALLするだけでタイマをスタートすることができます。

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コードの生成が終わったら、落ち物パズルのプログラムを作成します。 落ち物パズルのプログラムは、ゲーム道館-GamedokanさんのYouTube動画を参考に作成しました。 実況、解説しながらプログラムしていく動画で、分かりやすく面白い動画でした。 動画を見ながら、ご自身で作成してみてはいかがでしょうか。

参考動画はこちら

また、私が作成したプログラムはこちらからダウンロードできます。

補足

下の画像の数字を変更することで、落ち物パズルのブロックが落ちる速度を変更することができます。

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