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RX72MでEtherCAT通信を用いたステッピングモータ制御を簡単に評価できます

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Bhushan Patel
Bhushan Patel
Sr Staff Product Marketing Specialist
掲載: 2022年7月6日

ファクトリー・オートメーションや制御システムは、最適化に向け日々速いスピードで進化し続けています。そこで問題となるのは工場にある既存のトポロジーの追加やアップグレードです。ファクトリー・オートメーションや制御システムに追加される部品は増々多くなり、行きつく先は、限りあるスペース内で容量を増やすための機器の小型化です。

前回のブログ(RX72M が実現するEtherCAT通信を用いた幅広いモータ制御アプリケーション)では、RX72Mのソリューションの特長をご紹介しました。今回はそのソリューションの中の一つ、RX72MによるEtherCAT通信を用いたレゾルバ付きステッピングモータ制御について紹介したいと思います。

ルネサスは、可変周波数ドライブ(VFD)やサーボドライブ、ステッパードライブでCiA 402を用いたモーション制御の際のBOMコスト削減や省スペース化のために、低価格かつ高集積度なオプション(ドライブとモーション制御のためのプロファイル)を用意しています。本ソリューションはBOMコスト低減、省スペース化、CiA402を実現する簡単な方法を提供し、MCUとレゾルバデジタルコンバータ(RDC IC)をシングルボード上に配置しています。RX72M EtherCAT通信を用いたレゾルバ付きステッピングモータのベクトル制御

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RX72M CPU Card with RDC-IC (RTK0EMXDE0C00000BJ)

RX72M CPU Card with RDC-IC(RTK0EMXDE0C00000BJ)

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Evaluation platform for motor control using RX72M with built-in EtherCAT slave functionality
EtherCATスレーブ機能内蔵RX72Mを用いたモータ制御向け評価プラットフォーム
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Evaluation platform for motor control using RX72M with built-in EtherCAT slave functionality setup
セットアップイメージ
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Input the values from TwinCAT to the motor and confirmed connection
TwinCATから値をモータと確立済みの接続へ入力

このソリューションRX72M EtherCAT 通信を用いたレゾルバ付きステッピングモータのベクトル制御により、お客様はRX72MでCiA402を効率的かつ低コストで使用することが可能になります。このソリューションはEtherCATを用いたステッピングモータ制御を非常に効率良く実現しており、使い方も簡単です。

より詳しい情報についてはソリューションページをご参照ください。

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ドキュメント

分類 タイトル 日時
アプリケーションノート PDF 2.57 MB 英語
パンフレット PDF 568 KB 英語
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