ファクトリー・オートメーションや制御システムは、最適化に向け日々速いスピードで進化し続けています。そこで問題となるのは工場にある既存のトポロジーの追加やアップグレードです。ファクトリー・オートメーションや制御システムに追加される部品は増々多くなり、行きつく先は、限りあるスペース内で容量を増やすための機器の小型化です。
前回のブログ(RX72M が実現するEtherCAT通信を用いた幅広いモータ制御アプリケーション)では、RX72Mのソリューションの特長をご紹介しました。今回はそのソリューションの中の一つ、RX72MによるEtherCAT通信を用いたレゾルバ付きステッピングモータ制御について紹介したいと思います。
ルネサスは、可変周波数ドライブ(VFD)やサーボドライブ、ステッパードライブでCiA 402を用いたモーション制御の際のBOMコスト削減や省スペース化のために、低価格かつ高集積度なオプション(ドライブとモーション制御のためのプロファイル)を用意しています。本ソリューションはBOMコスト低減、省スペース化、CiA402を実現する簡単な方法を提供し、MCUとレゾルバデジタルコンバータ(RDC IC)をシングルボード上に配置しています。RX72M EtherCAT通信を用いたレゾルバ付きステッピングモータのベクトル制御
RX72M CPU Card with RDC-IC(RTK0EMXDE0C00000BJ)
このソリューションRX72M EtherCAT 通信を用いたレゾルバ付きステッピングモータのベクトル制御により、お客様はRX72MでCiA402を効率的かつ低コストで使用することが可能になります。このソリューションはEtherCATを用いたステッピングモータ制御を非常に効率良く実現しており、使い方も簡単です。
より詳しい情報についてはソリューションページをご参照ください。