概要
説明
TW8846とTW8847は、多目的LCDディスプレイシステムの構築に必要な多くの機能を内蔵したLCDビデオプロセッサです。 これらの機能には、シングルエンドまたは差動コンポジットビデオ入力をサポートする高品質2DコムNTSC/PAL/SECAMビデオデコーダ、2つの独立したTTLデジタル入力インタフェース(それぞれ最大24ビット)、2つのLVDS Open LDI入力インタフェース、2つの独立した高品質なスケーラおよびデインターレーサエンジンなどが含まれています。 出力は、デュアルチャネルLVDSオープンLDIまたはTTLパネルインタフェース、TW8847では独立したMIPI-CSI2出力、 TW8846では擬似BTが含まれます。
TW8846とTW8847は、最大1080pまでの入力解像度に対応し、最大1920x1080の解像度でLCDパネルを駆動することが可能です。 映像処理機能としては、10ビットカラー処理、任意のH/Vスケーリング、パノラマ・スケーリング、画像ミラーリング、ビデオ調整・強調、モノクロストレッチ、自動コントラスト調整などを搭載しています。 TW8846とTW8847は、入力ビデオが破損しているかどうかを判断する画像診断機能を向上させました。 この多機能性と汎用性を併せ持つため、このデバイスは車載用LCD表示アプリの理想的なソリューションとなります。
特長
- アナログビデオ・デコーダ
- NTSC(M、4.43)、PAL(B、D、G、H、I、M、N、Nコンビネーション)、PAL(60)、SECAMに対応(自動フォーマット検出機能付き)。
- NTSCおよびPAL入力に対応した高品質適応2Dコムフィルタ
- 10ビットA/Dコンバータ、アナログクランプ回路(クランプは8ビット処理)
- CVBSチャンネル用のフルプログラマブル静的ゲインまたはオートゲインコントロール
- CVBSチャンネルの設定可能なホワイトピーク制御
- シングルエンドまたは差動のCVBS入力が選択可能
- 色位相誤差補正用PAL遅延線
- 2Dダイナミックピーキング/CTIによる画像補正
- 正確なカラーデコードのためのデジタル サブキャリアPLL
- プログラム可能な色合い、明るさ、彩度、コントラスト、鮮明度
- デジタル水平PLLと高度な同期処理により、優れたVTR再生性能と微弱な信号性能を実現
- 最大3CHの差動または6CHのシングルエンドCVBS入力
- デジタル入力をサポート
- BT.656、8ビットおよび16ビットBT.601、BT.1120ビデオフォーマットに対応
- 最大解像度1080pのYCbCr/RGB 24ビット入力をサポート
- 1チャネルLVDSオープンLDI入力2系統、各チャンネル最大104MHz
- デュアルチャネルLVDSオープンLDI入力、デュアルモードで最大150MHz(各チャンネル75MHz)
- RGB565+BT.656同時対応
製品比較
アプリケーション
設計・開発
モデル
ECADモデル
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