DDR II/II+(Double Data Rate)SRAMおよびQDR™ II/II+(Quad Data Rate)SRAMは、次世代のネットワークおよび通信システムに最適なメモリデバイスです。 これらの超高速デバイスは、非常に高い動作周波数と低レイテンシおよびフルサイクル利用を組み合わせることができるメモリを必要とする高帯域幅システムをサポートすることができます。
DDR SRAMは、書き込み/読み出しサイクルにおいて、各データピンでDouble Data Rate(DDR)動作が可能であるため、クロックサイクルごとに2回データの書き込み/読み出しが行われます。 これにより、標準的な同期SRAMデバイスよりも転送速度が大幅に向上します。 ネットワークスイッチやルータのルックアップテーブルのような、連続的な書き込み/読み出しが必要なアプリケーションでは、DDR SRAMは理想的なソリューションです。
QDR SRAMは、独立に動作する読み出しポートおよび書き込みポートを介して、各データピンでQuad Data Rate(QDR)動作を実現し、1クロックサイクルで4ワードのデータを転送できます。 これにより、メモリコントローラとSRAM間のバス競合をほぼなくすことができます。 QDR SRAMは、ハイエンドのネットワークスイッチ、ルータ、その他の通信ソリューションをサポートすることができます。
応用:
- QoSやACL(アクセスコントロールリスト)のためのディープパケット処理用ルックアップテーブル
- パケット転送待ち行列、高速ネットワークスイッチやルータのバッファリング
- 基地局やスイッチなどの通信インフラ設備
- ハイエンドのワークステーションやサーバ用のキャッシュメモリ