概要
説明
Kakipはルネサスの組み込みAI MPU RZ/V2Hをコアに持つシングルボードコンピュータです。DRP-AI3による強力なAI処理能力とマルチコアプロセッサによる並列処理を小型な基板で実現、豊富なインターフェースも備えているため、エッジAIの検証や開発から、PoC製作時の組込基板としての利用まで、幅広い分野で活用いただくことが可能です。
特長
- 3種類のCPUコアにLinuxおよびROS2やRTOSの共存などマルチOS構成を構築可能
- DRP-AI3による低消費電力かつ最大80TOPSの強力なAI画像処理性能、DRPによる並行処理
- Ethernet (1000Base-T PoE+), USB3.2 Gen1 x2, CAN-FDx2, SDカードスロットなどを搭載
- MIPI-CSI2 (4Lane) x4系統で最大4chのカメラ入力が可能、MIPI-DSI (4Lane) で表示器に出力
- PCIe x1をエンドポイントとして装備しており、拡張ボードとしての利用も可能
- 業界標準的なGPIOピンヘッダを装備、様々な用途に応じて拡張が可能
製品比較
アプリケーション
- AMR等の自律型搬送ロボット
- 自律型ドローン
- IoT監視機器
- 工場のビジョンセンサ
- 防犯・監視カメラ(CCTV)
- Rapid Prototype等の研究開発