概要
説明
SLG7SQ47664は、マルチ電源システムでの精密な制御用に設計されたコンパクトなデュアルチャンネル電圧シーケンサです。 設定可能な時間遅延とトリガーしきい値を特徴とし、電圧レギュレータとDC/DCコンバータの正確なパワーアップシーケンスを確実にします。 PIN9とPIN10にオープンドレイン出力段を持つこのデバイスは、様々な論理レベルに柔軟に対応し、I2Cを介して設定可能です。 カスタム設定については、GreenPAKのウェブサイトをご覧ください。
PIN9はオープンドレイン出力段で、アクティブハイ(ENOUT)、PIN10はアクティブロー(ENOUT)の出力です。 どちらもオープンドレイン出力段を持ち、外部抵抗を通してVDD+0.5Vの高電圧レベルまでプルアップできるため、さまざまなレギュレータやコンバータの入力論理レベルを有効にする互換性が高まります。 出力を外部から制御するための専用イネーブルピンがあります。
遅延時間とトリガーしきい値は、I 2Cを介して設定可能です。 デフォルトの遅延時間は10.25msに設定されていますが、976.56μs~125msの間で設定できます。 デフォルトのしきい値は608mVに設定されていますが、32mVから2.016Vの間で32mVステップで設定できます。 ICは1.6mm x 1.6mmのSTQFNパッケージに収められており、あらゆる基板設計にシームレスに統合できます。
特長
- 低消費電力
- イネーブル信号間の時間遅延をプログラム可能、外付けコンデンサ不要で時間遅延を調整可能
- 0.05VからVDDまでの電源監視、電圧監視しきい値を調整するための外付け抵抗不要
- 出力段:反転または非反転オープンドレイン出力
- 鉛フリー/RoHS対応
- ハロゲンフリー
- STQFN-12パッケージ
製品比較
アプリケーション
アプリケーション
- デスクトップ/ノートパソコン、サーバー
- 低消費電力のポータブル機器
- ルーター基地局
- ラインカード
- グラフィックカード
設計・開発
モデル
ECADモデル
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