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例えばこんなお客様

1. FPGA (Field Programmable Gate Array) を使ったシステム開発を行うお客様

ルネサスのSoft macro IPをFPGAに実装することで、ソフトウェアを含むシステムのPoC開発、早期開発や予備評価が可能です。
FPGAでの量産にも対応可能です。仕様変更や機能追加などに柔軟に対応可能です。
アナログ入出力も利用可能にしたFPGAマイコンを実現しています。
既に、FPGAをご使用の場合は、プロセッサIPなどとの1チップ化を行い、マイコン機能との統合が可能です。
また、同一のIPを使用したルネサス汎用デバイスへの移行も可能です。

2. オリジナルデバイス(カスタムLSI)を短期間で開発したいお客様

お客様が開発するシステムの機能が高度化・複雑化し、その制御を行うLSIも、汎用デバイスではなく、機能や動作の個別適応や専用化が求められ、オリジナルデバイスの必要性が高まっています。
ルネサスからはパッケージ化されたIPソリューションが提供されるので、お客様は、個別適応や専用化を実現する独自IPの開発に集中し、高い品質のオリジナルデバイスを、短TAT(Turn Around Time)で開発することができます。
IPやLSI開発に馴染みのないお客様には、オリジナルデバイスの開発にあたって、ルネサスIPライセンスパートナーのサポートを活用頂くことができます。
ルネサスIP製品活用セミナーでは、機能や性能以外の、LSI開発に役立つ知識を提供しています。

3. ソフトウェア資産を使って開発を加速したいお客様

ルネサスのIPを使うことで、ルネサス汎用デバイスと同じソフトウェアをユーザオリジナルデバイス(カスタムLSI)でも使用可能で、開発時間の短縮が可能です。
デジタルIPやインタフェースIPのドライバソフトウェアは、複数のプロセッサIPに容易に移植可能です。ご使用中のルネサス汎用デバイスと同じレジスタインタフェースを持つIPを使用することにより、ソフトウェアの再利用が可能です。また、汎用デバイス向けのドライバソフトウェアなども活用できます。
実績のあるハードウェア(IP)とソフトウェアの組み合わせでの使用ができ、大規模システム向けのカスタムLSIなどでも、開発時間の短縮が期待できます。
アセンブラプログラムの場合も、同じプロセッサIPや、上位互換のプロセッサIPを使用すれば、そのまま実行可能です。

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4.新規のシステムを開発しようとしているお客様

新規の機能以外の汎用的な機能は、ルネサスの汎用デバイスあるいはIPを使用することができます。ルネサスの汎用デバイス向けの、開発環境やソフトウェア、あるいはサポートなどを使用して、開発を加速することができます。 開発の進展に伴い、汎用デバイスの組み合わせによるPoC開発、FPGAで1チップ化した試作、ASIC化した量産など、スムーズに移行することができます。

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