IP単体、サブシステム、周辺IPも含めIPソリューション、お客様に合わせて様々な形で提供中
ルネサスは、マイコンやSoC(System on Chip)上に搭載するIPを多数保有しています。CPU(中央演算処理ユニット)に始まり、通信用インタフェース、タイマ、メモリ、アナログなど、長年の製品化実績に裏打ちされた、高性能・高品質なIPの中でも特にご要望が多いものを中心に、提供中です。
現在、CPUコア(RX、SHなど)、モータ用タイマ、USBコア、SRAMなどのIPライセンス製品を提供中です。今後もラインナップ拡充を続けて参りますのでご期待ください。
セミナーでも紹介中
最新のセミナー(2024年11月)はこちらをご覧ください。 マイコン機能の再現に向けたIPのFPGA実装用リファレンスデザインなどを紹介しています。
技術概要
IP製品(IPライセンス)とは
一般に「IP(intellectual property)」は知的財産を意味し、発明やデザイン・著作物などを指しますが、ルネサスが呼ぶIPは、半導体の設計情報を指します。 ご採用いただいたお客様は、これまでルネサスが市場に提供してきた半導体製品と同等の機能・性能を、お客様のシステムや製品に組み込んだり、製品単体としてもお使いいただくことができます。これによりお客様は、システム全体をゼロから設計することなく、お客様独自部分の設計に集中できると共に、開発期間を短縮することができるなど、様々なメリットがあります。
市場動向
半導体市場動向は以下の点が挙げられ、お客様のニーズが多様化しています。
- Fabレス企業を支えるFoundryの台頭と急増
- セットメーカによる半導体の内製化が進展
- FPGAの低価格化による市場拡大
- 機器の複雑化によるソフトウェア開発・検証・評価工数の増大
- 技術開発投資額が大きくなり、全て自社開発するのは難しい
弊社は多様化したお客様のニーズに応えるために新しい半導体ソリューション形態としてIPライセンスによるソリューションをおこないます。弊社にある使用実績が豊富なIPを流用することで、お客様のSoC設計の時間短縮と信頼性向上をサポートします。
お問合せ
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