概要

説明

F6521 はKUバンド衛星通信プレーナ・フェーズド・アレイ・アンテナ用に設計された 8 チャネル送信アクティブビームフォーミング RFIC で、1つの共通RF入力ポートと8つの出力チャネルを備えています。独立に制御される8つの出力チャンネルは電子走査アレイ(ESA)の8つの単偏波素子または4つの双偏波素子を駆動することができます。各チャンネルは、360°をカバーする6ビットのデジタル位相制御と最小ステップサイズ0.2dBの25dBゲイン制御を持ち、精密なビームパターンと偏光制御が可能です。2.1~2.5Vの単一電源で動作し、28dB の公称小信号利得と 10.5dBm の標準 P1dB を各チャネルに有しています。

このデバイスは高効率で、低消費電力のスタンバイモードとチャンネル毎に独立したイネーブルコントロールを備えています。SPIバスとコントロールピンは、標準的な1.8Vロジックから最大50MHzの速度で動作します。高度なデジタルモードと大容量オンチップメモリにより、アレイレベルでのビーム位置切り替え時間が100ns未満となり、不感時間とレイテンシーが大幅に短縮されます。さらに、コンパクトでCTEに適合したFCCSP有機パッケージはシングルエンド50Ω整合RFポートを備え、大型アンテナパネルへの実装を大幅に簡素化します。

特長

  • 周波数 13.75〜14.5GHz 
  • 4つの双偏波素子または8つの単偏波素子をサポート
  • 360°位相制御、6ビット分解能
  • 25dBのゲインコントロール (最小0.2dBステップ)
  • 25dBの小信号利得
  • 10.5dBm 出力 P1dB
  • 2.3V 公称単一電源入力
  • 標準1.8Vデジタル・ロジック
  • 温度補償
  • デジタル読み出し可能な温度センサー
  • 高速ビームステアリング機能付きアドバンスド・デジタル・モード
  • オンチップ・ビームステートメモリ
  • 3.8 × 4.6 × 0.9 mm 62ピンFCCSPパッケージ

製品比較

アプリケーション

ドキュメント

分類 タイトル 日時
データシート-簡略版 PDF 50 KB
ガイド PDF 2.24 MB
製品概要 PDF 1.08 MB
製品概要 PDF 728 KB
データシート ログインしてダウンロード PDF 2.20 MB
5件

設計・開発

ソフトウェア/ツール

ソフトウェアダウンロード

分類 タイトル 日時
ソフトウェア/ツール-ソフトウェア ログインしてダウンロード ZIP 2.39 MB
ソフトウェア/ツール-評価版ソフトウェア ログインしてダウンロード ZIP 3.84 MB
2件

ボード&キット

モデル

ビデオ&トレーニング

Active Beamforming ICs and LNAs for Satcom and Radar Phased Array Antennas

An overview of the next-generation portfolio of active beamforming solutions with lowest NF and power consumption for Satcom and Radar antennas.