静電容量式タッチセンサ対応開発支援ツール QE for Capacitive Touch

QE for Capacitive Touchの「3Dジェスチャ認識」は、AIを利用したジェスチャアプリケーション開発をサポートします。 工程が多く難易度の高いAIアプリ開発をQEの3つの機能がサポートし、AIの専門スキル不要で誰でもAIアプリ開発をすることができます。


「3Dジェスチャ認識」の3つの機能

1. レコーディング機能

静電容量センサ上でAIに覚えさせたいジェスチャを実際に行うだけで、ジェスチャデータの登録が可能です。
登録したデータはリスト表示され、失敗したデータの削除や、インポート機能もサポートしています。

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2. AI生成機能

AIを作成する工程(データ前処理・AIの学習・Cソースへの変換)は、ジェスチャに最適な処理をQEが自動で行います。通常AI作成の自動化は困難ですが、ターゲットをジェスチャのみに絞ることでこれを実現しました。
 

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3. モニタリング&チューニング機能

作成したAIの精度の確認(モニタリング)と、チューニングを実機上で行えます。もし正しく認識されないジェスチャがあった場合は、その波形をモニタリング画面内のボタン「Add Data」ボタンより即座に学習データへ追加しAIへのフィードバックが可能です。
これによりAIエンジンの改善イテレーションを簡単にまわすことができます。

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以上の3つの機能が、AIの専門スキル不要で「誰の手でも反応する」自由なジェスチャアプリ開発を実現します。

ドキュメント/ダウンロード

QE for Capacitive Touch -3Dジェスチャ認識 は、ルネサス統合開発環境e² studioの拡張機能です。
ルネサス静電容量タッチキーソリューションを応用した非接触ユーザインタフェースとe-AIソリューションを組み合わせて実現しています。
各詳細およびダウンロードは以下の製品ページでご確認ください。
・統合開発環境e² studio
・QE for Capacitive Touch
・静電容量タッチキー
・e-AIソリューション

ビデオ

3DジェスチャAIソリューション - QE for Capacitive Touchで非接触ユーザーインタフェースの開発が簡単に

このビデオでは、QE for Capacitive Touchを利用した3DジェスチャAIソリューションの開発方法について説明します。ワークフローに従って操作するだけで、簡単に3Dジェスチャ認識機能を開発できます。