IoTデバイス・センサシステムのアナログ信号入力→DSP処理→LCD表示等をワンチップ化!
費用 (無料) 対象製品 RXファミリ(RX231)
開催日時/会場
- 2021年 11月25日(木) 13:00~14:45
- オンライン
- 終了しました
お申し込み受付の締切は、セミナー開催の前営業日17:00となります。
受講をお勧めしたい方
- DSPに興味がある方、DSPをこれから始めたい方
- センサを使ったIoT機器の開発を検討されている方
- アナログ信号を汎用マイコンで処理したい方
- 専用DSPから汎用マイコンへの置換えを検討されている方
受講に必要な前提知識
- 事前に配布されるテキストを一読されることをお勧めします。
- 組み込みマイコンの基礎知識があれば、特に必要な知識はありません。
内容
DSP(デジタル信号処理)の基礎知識、RXでDSP処理を行うメリットの理解やDSPシステムをRXマイコンで開発する手法を演習とともに説明します。
演習では、センサシステムをイメージしたFFTデモシステムを教材として用い、RXマイコンにアナログ信号を直接入力、統合開発環境e² studioで信号波形やDSPの挙動を可視化します。開発者である講師が、ツールの設定や操作を実際に映しながら説明しますので、DSPシステムの開発経験がない方にも理解しやすいセミナ構成となっています。
IoT化によりセンサシステムの需要は拡大傾向です。DSPとセンサとの親和性が高いセンサシステムの開発を検討中の方にお勧めのセミナーです。
カリキュラム
- 講義
○デジタル信号処理(DSP: Digital Signal Processing)とは
○RXマイコンでデジタル信号処理を行うメリット
○デジタル信号処理が不可欠なセンサシステムへの応用 - 演習※
○アナログ信号入力の確認
○係数変更によるフィルタ特性の変更
○FFTの挙動の確認
○FFT処理結果の評価と活用
○サンプリング周波数の変更による処理負荷の変化の確認
※演習パートについて
- 下記演習環境を準備すれば、実際に操作しRXマイコンでDSPを体感できます。
セミナー内容を効果的に理解できますのでTarget Board for RX231の入手や環境の準備をお勧めします。 - 演習環境がなくとも受講をお勧めします。
RXのDSPについて見て聴いて理解できるよう演習パートを構成しており、実際の開発に役立ちます。
※演習環境の入手、インストール
- ボードの購入:Target Board for RX231
- 統合開発環境:e² studio 2021-04以降のバージョン
- コンパイラ:CC-RX V.3.03.00(e² studioインストール時と同時にインストール可能、CC-RX無償評価版コンパイラが利用可能)
受講者演習環境(パソコンはWindows10を推奨します)
- IDE(統合開発環境):e² studio 2021-04
- ツールチェーン:CC-RX 3.0.3
- 評価ボード:Target Board for RX231(またはRenesas Starter Kit for RX231)
- オシレータ:正弦波(~500Hz, 3Vpp)が出力できバイアス(DCオフセット)調整可能なもの。
比較的低い周波数の正弦波を生成するだけなので廉価、低スペックのものをお使いいただけます。 - オシロスコープ:上記オシレータの出力波形(1チャンネル)が確認できるもの。
比較的低い周波数の信号波形を確認するだけなので廉価、低スペックのものをお使いいただけます。
講師説明環境(パソコンはWindows10です)
受講者演習環境と同じ
オンラインセミナー受講環境
本セミナーはMicrosoft Teams Live Eventで配信します。
ご注意:
Microsoft Teams Live Event配信のセミナーは、途中でも、巻き戻し/停止/早送りが可能です。皆様の進捗に合わせてご受講いただけます。 巻き戻しなどを多用されます場合はQ&Aの時間にご注意ください。Q&Aはセミナー時間内のみで可能です。 なお、セミナー中のQ&Aに随時対応するため、講師説明は録画を使用する場合がございますのでご了承願います。
お申し込みを希望の方は、下記の日程を選択して申し込みボタンを押してください。
2021年 11月25日(木)
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