クラス最高のノイズ特性を提供し、外付けアンプを不要に
高性能アナログ/ミクストシグナル、パワーマネジメントICの開発と製造で世界をリードするインターシル(本社:米国カリフォルニア州ミルピタス、NASDAQ:ISIL)は、1月21日(米国時間)、プログラマブル・ゲインアンプを備え、外付け部品点数を最小限に抑えながら、広い変換レートにわたって最適な測定精度を提供する、集積型の新しい超低ノイズ24ビットADCを発表しました。
新製品のISL26102とISL26104は、オンチップ超低ノイズ・プログラマブル・ゲインアンプを持つ24ビットADCです。広いPGAゲイン範囲により、さまざまな感度のロードセル、熱電対などの一般的なセンサへの直接接続を容易にします。さらに、2.5~4,000SPSの全出力ワード・レート範囲でクラス最高のノイズ特性を提供し、競合製品を凌駕するシステムの柔軟性を実現します。ISL26102は2チャネル、ISL26104は4チャネルの入力マルチプレクサを備えており、計量システムや温度モニタリング/制御などの計装機器に最適です。精密計装機器の設計にこれらのADCを使用すれば、外付けアンプやシグナル・コンディショニング回路によるコストや複雑さの増加を伴わずに、低コストのセンサからでも小信号を超高精度でデジタル化できるようになります。
- 低ノイズ:128xゲイン時に8nV/√Hz未満
- 低消費電力:電力損失は変換時に50mW、シャットダウンモード時に1μA
- ローサイド・パワー・スイッチにより、ロードセル電流をシャットオフし、消費電力を低減可能
- 8kV HBM超の堅牢なESD定格
- 双方向SPI互換シリアル・デジタル・インタフェースにより、MCUまたはFPGAへの容易な接続を実現
ISL26102とISL26104は、インターシルの業界をリードする低ノイズ高精度シグナルパス製品ラインナップに新たに加わった製品です。インターシルは「Renesas DevCon 2012」で、高精度温度/歪みゲージ向けAFEと、ルネサス社のRL78/G13マイコンを組み合わせたデモを行いました。ISL26102のほか、このリファレンスデザインは、40V計測アンプのISL28617、低ノイズ高精度基準電圧源のISL21090、5V低ノイズ・ゼロドリフト・オペアンプのISL28134、デジタルポテンショメータ(DCP) のISL22317との組み合わせにより、温度/歪みアプリケーション向けのターンキー・ソリューションを実現しました。
ISL26102とISL26104は24ピンのTSSOPパッケージで提供され、1,000個受注時の単価はそれぞれ、5.45 米ドルと5.95米ドルです。詳細については、
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