~Renesas Synergy™のAE-CLOUD2キットと、RX65Nクラウド通信評価キットが、Azure RTOSおよび各種Microsoft Azure IoT製品に対応、デバイスとクラウドをつなげる設計を効率化~
ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:柴田 英利、以下ルネサス)は、このたび、マイクロソフトとのさらなるコラボレーションにより、デバイスからクラウドにシームレスにつながる体験を、IoT開発者に提供します。両社は、ルネサスのマイコンとマイクロプロセッサ(MPU)をベースにして、Azure RTOS、C 用 Azure IoT device SDK、IoTプラグ アンド プレイ、Azure IoT Central、Azure IoT HubなどマイクロソフトのAzure IoT製品を使用した、チップからクラウドまでサポートするIoTソリューションを提供するため、2019年10月から協業を開始しています。この協業の成果として、Renesas Synergy™の「AE-CLOUD2」キットは、2020年2Q(4月~6月)からMicrosoft Azureのサポートを開始し、ルネサスとマイクロソフトの両社からオンラインで入手可能になります。また、RXのクラウド通信評価キット「Renesas RX65N Cloud Kit」は、年内にMicrosoft Azureのサポートを開始します。
ルネサスの執行役員常務 兼 IoT・インフラ事業本部長のSailesh Chittipeddiは次のように述べています。「Renesas SynergyとRXのクラウド通信評価キットにAzure RTOSやAzure IoT製品を組み合わせることで、手軽でセキュアなエンドツーエンドのクラウド接続ソリューションを提供できるようになります。マイクロソフトとの協業の拡大は非常に喜ばしく、ルネサスのマイコンやマイクロプロセッサのお客様にMicrosoft Azureをお届けできることが楽しみです。今後、ルネサスのRZ MPU上でLinuxを用いてAzure IoT Edgeランタイムをサポートするソリューションも提供していきます。」
マイクロソフト コーポレーションの Azure IoT のCorporate Vice PresidentであるSam George氏は次のように述べています。「当社の業界最先端のAzure IoTサービスをルネサスのSynergyやRXマイコンのクラウド通信評価キットと統合することで、お客様は新たなエンタープライズ級のIoTソリューションをより簡単に構築し、短期間で市場投入できるようになります。そしてこのルネサスとの協業により、お客様はもう間もなくデバイスをシームレスにMicrosoft Azureと接続できるようになるでしょう。将来的にはさらに多くのインテリジェントな機能を提供できることを楽しみにしています。」
関連リンク:
マイクロソフトのブログ「New Azure RTOS collaborations with leaders in the semiconductor industry」(英語)
以 上
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