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静電容量式タッチセンサを用いた輸液レベルモニタのご紹介

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Shun Matsuo
Shun Matsuo
IoT Product Engineer
掲載: 2022年9月16日

近年、多くの業界で人手不足が問題化しており、特に医療現場ではCOVID-19の影響で人手が足りないという話をニュースで耳にします。こういった人手不足の解決手段の一つとして、IoT機器のセンサでデータを取って遠隔地から監視するケースが増えてきています。しかしながら、IoT機器を開発する際に最適なマイコン、センサ、通信モジュールなどの部品選定で悩まれたご経験がある方もいらっしゃると思います。

ルネサスではそういったお悩みを解消すべく、医療現場で役立つ輸液レベルモニタのウィニング・コンビネーションを提供しています。このウィニング・コンビネーションは、安価な銅箔電極で形成した静電容量式タッチセンサで液体残量を検出し、無線通信を介して遠隔地(ナースステーションなど)からのモニタリングを実現します。システムブロック図には、最新の静電容量式タッチIPを搭載するRX140マイコン、Wi-Fi + Bluetooth LEモジュール、レギュレータなどの部品が掲載されており、部品選定のご負担の軽減に貢献します。

このシステムの主なメリットは以下の通りです。

  • 静電容量式タッチセンシングとシステム制御を32ビットマイコン「RX140」で実現
  • 電極のみのシンプルな構成で液体残量検知が可能なため、BOMコストの低減に貢献
  • バッテリでの長時間駆動を実現する低消費電力のRX140マイコンとWi-Fi + Bluetooth LEモジュール
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Infusion Level Monitor Using Capacitive Touch Sensing

このシステムは、液体タンクを使った様々な機器に応用できますので、医療現場だけでなく多くの分野にわたって人手不足の解消に貢献します。アプリケーションを開発する際は是非ご参考にしてください。

詳しくは、以下のページをご覧ください。

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