メインコンテンツに移動

パートナー製の統合開発環境でも簡単にタッチ機能を開発できるツールのご紹介

画像
Shun Matsuo
Shun Matsuo
IoT Product Engineer
掲載: 2023年10月20日

HMI(Human Machine Interface)技術の発展により、製品の付加価値を向上する洗練されたデザインと高い操作性が求められています。そのため、筐体のデザインコンセプトに応じて木材や透明アクリルなど様々な素材を操作パネルとして採用でき、またLEDを用いたユーザガイドなどにより使い勝手の良さを実現できる静電容量式タッチセンサの需要がますます高まっています。
しかしながら、静電容量式タッチセンサを導入したくても、ソフトウェア開発の着手に高いハードルを感じている方もいらっしゃると思います。
ルネサスが提供する静電容量式タッチセンサの開発支援ツール「QE for Capacitive Touch」はタッチ検出プログラムの自動生成や、計測値のモニタリング、パラメータ調整などをGUIで行い、誰でも簡単にタッチ感度の調整を実施することができます。
従来のQE for Capacitive Touchは統合開発環境e2 studioにプラグインとして組み込む必要がありましたが、スタンドアローン版QE for Capacitive Touchはe2 studioから独立して使用することが可能になったので、統合開発環境に依存せずに静電容量式タッチセンサの開発を行うことができます。
さらに、IAR社が提供するRXマイコン向け統合開発環境EWRX(Embedded Workbench for Renesas RX)を使用するユーザに向けたアプリケーションノートとして「IAR EWRX 向け QE for Capacitive Touch の使用方法」を用意しています。本アプリケーションノートはスタンドアローン版QE for Capacitive Touch、スマート・コンフィギュレータ、IAR EWRXを使用してタッチセンサの自動調整とモニタリングをする手順について説明しています。

画像

今まで統合開発環境e2 studioを使ったことがないという理由で、静電容量式タッチの開発を諦めていたユーザもスタンドアローン版QE for Capacitive Touchとその使い方のアプリケーションノートをご利用いただくことで、簡単にタッチ機能を開発することが可能となりました。本ソリューションを是非ご活用ください。

詳しくは、下記ページをご参照ください。

この記事をシェアする