メインコンテンツに移動

RXファミリ セルラーとFreeRTOSの低消費ソリューションのご紹介

画像
Keita Kashima
Keita Kashima
Principal Marketing Specialist
掲載: 2022年7月29日

「IoT機器のバッテリ持ちを長くしたいけど方法が分からない」、そんなお悩みをお持ちではありませんでしょうか? RXファミリではCellularとFreeRTOSを組み合わせた低消費ソリューションを提供しています。
以下よりサンプルコードをダウンロードできます。

サンプルコードダウンロード:
RX ファミリ LTE Cat-M1 モジュール(RYZ014A)とFreeRTOS 用いた低消費電力動作例(間欠動作)

デバイス:

  • CPU:RX65N
  • キット:CK-RX65N
  • Cellularモジュール:RYZ014A(LTE Cat-M1)

CellularモジュールとMCUデバイスを使った低消費動作ではそれぞれのデバイスの低消費機能を組み合わせてしようする必要があります。

以下の図のイメージのように定期的に処理の実行とスタンバイ動作を繰り返すことで消費電流を減らします。

画像

今回のターゲットとなるRX65Nは以下の5つの動作・スタンバイモードに遷移することが可能です。 開発するアプリケーションに最適なスタンバイモードに合わせ、最適なモードを選択することができます。

画像

Note 1. “Stopped (Retained)” means that internal register values are retained and internal operations are suspended. 
Note 2. “Stopped (Undefined)” means that internal register values are undefined and power is not supplied to the internal circuit. 
Note 3. Describe the value of the products with at least 1.5 Mbytes of code flash memory, D version and Typ.
Note 4. The case of power is not supplied to the standby RAM and USB resume detecting unit (USB0 only) and low power consumption function of the power-on reset circuit is enabled.

また、CellularモジュールのRYZ014A(LTE Cat-M1)は、eDRX(extended Discontinuous Reception)とPSM(Power Saving Mode)の2つの低消費機能を有しています。

以下の図のようにRX65N MCUおよびRYZ014A Cellularモジュールの両低消費機能を組み合わせることでバッテリ駆動動作を最大限に引き伸ばす低消費動作を実現することができます。

画像

アプリケーションノート内にはユースケースに応じた低消費モードの設定や、サンプルコードとしてFreeRTOSと組み合わせた、AWSクラウドへ接続する間欠動作デモコードも提供しています。

また、AWSのFirmware OTAと間欠動作組み合わせた低消費ソリューションも準備しています。

動画:RX MCU Low Power Consumption Operation with FreeRTOS by Amazon Web Service

ぜひRXの低消費ソリューションに関するサンプルコードをダウンロードし、お客様製品への低消費動作の実装にお役立てください。

これまでのクラウドソリューションに関する投稿はこちらをご覧ください。

この記事をシェアする